先日搗いたのは、
お嫁ちゃんたちのご実家にお配りするお餅でした。
今日は、お供えを作ります。
母が元気なころは、
29日の日は「9」がつくから縁起が悪い、
新年を祝うお供えなのだから、「苦(9)餅」は搗くもんじゃあない、
と言われていて、
28日が土曜日や日曜日ならいいけれど、そうではない年の
29日を避けて30日にする餅つきは、忙しくて、
正直、きついものがありました。
全部で、3升を3回搗くとなると、
一日でするのには無理があります。
なので、どうしても2回に分けなければなりません。
そんな悩みを、義姉に話したら
29日を「福(2=ふ、9=く)って考えればいいじゃない。」
「ふく(福)餅」を搗く、って考えれば?」と言われて、
(目からウロコ)って感じで、
昨年からは、お供え餅を29日につくようになりました。
今年も、今日29日にお供えを作りました。
じいじが、子どもサイズの杵を買ってくれたので、
おチビちゃんたちも「福餅」にあやかります。
じいじと一緒に「こねこね」したり、
ぺったん、ぺったん、しました。
みんなで「ころころ」して
たくさんのお供えを作りましたよ。
昔のおばあちゃんは、とても信心深かったので
「すべてに神様がいる」みたいに信じているところがあって、
蔵の入り口、倉庫などはもとより、
すべての「水」に縁がある場所には「水神様」がいるから、といって、
いろんな場所に、お供えを置いていました。
昔からの風習に倣って、今でもそうしていますが、
いつまで、できるでしょうかね?
数えたら、
床の間、神棚、仏壇、は別にすると、
蔵や倉庫、洗面所や外水道などで11か所になりました。
来年も、福が呼べる、いい年になりますように。