盆「好きだった花でお出迎え」・・・・「家の光」暮らしを楽しむ二十四節気手帖 より
先祖に供える花を野山からとってくることを、盆花迎えといいます。
盆花には、盆に帰ってくる先祖の霊が宿る依り代の意味があるとか。
故人の好きだった花や、鬼灯、桔梗など季節の花を織り交ぜながら、素敵に飾りましょう。
夏休み、お盆前になると、
近所の友達と一緒に山の中に入り、
盆花を取ってくるのが、子供の私たちの役目でした。
オミナエシ、フシグロセンノウ、ヤマキキョウ、サワギク、シモツケソウ、トラノオ などなど
フシグロセンノウを見つけたときはうれしかったな。
今、山に入ってもフシグロセンノウやヤマキキョウは、ほとんど見つけることができません。
オミナエシも畑で栽培しています(苦笑)
それで、街に出て盆花を購入することになります。
さてさて、今年も恒例の「盆花作り」のお手伝いに
主人の実家に向かいました。
花の種類は、
アスター(紫、ピンク、赤、白、クリーム)
トルコキキョウ(白、紫、薄紫、ピンク、紫の縁取り)
小菊(黄色) スターチス(ピンク、紫)
そして縞萱。
それらの花を使って、
それぞれのお手伝いの皆さんのセンスによって
一つの花束に作り上げていきます。
入れる花の色や種類によって、
花束の感じが変ってきますね。
盆棚に相応しい大きさの花束、として作り上げるので、けっこう見ごたえがあります。
これで、なんとワンコイン(500円)というお値打ち価格!!
もっと高くたって、絶対売れると思うんだけどな。
一日に数回、義兄さんがお店に配達に行くけれど
行ってみると、前回持って行った花は、そのつど全部完売だったそうです。
(そりゃあそうだよ、500円だもの・・・)
主人は準備も入れて3日間、私は二日、
盆花づくりをお手伝いしてきました。
さあ、今日は13日 迎え盆、
盆棚を飾って、うちのお盆の準備をしましょう。
今年のお盆も、だれも帰ってこない寂しいお盆ですが・・・・・。
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