『晴れた日には・・・』

日々の雑感を綴ります。

旅の2日目・・・十津川村と野迫川村

2022年06月10日 | 旅行

私たちの旅は、

あんまりコースをきちっと決めずにドライブするのですが、

2日目も、どんな道かもよく確認せずに走っていました。

十津川村から高野山に抜ける道路がある、ということだったので、

国道168号(十津川街道)を1時間ほど走って、

五條市の方には抜けずに、山際交差点を左折して

高野天川線(県道)を、高野山目指して走りました。

途中の山道では、

材木を摘んだ大型トラックにあっても、

すれ違うこともできず、

狭い急な坂道をバックする羽目に陥ったりして

運転する主人は大変だったと思いますが、

なかなか面白い道路でした。

 

その山道で、選挙カーに会いました。

それも違う候補が2台。

こんな山の中で・・・・

見渡しても山ばかりで、およそ集落なんかないけれど・・・・

あっても、川沿いに2~3軒。

 

先日、知人の市議選を手伝ったばかりの私たち二人は

たちまち興味をそそられて、

一体、何の選挙だろうと検索してみましたら、

「野迫川村村長選」とありました。

 

そうか、今通っているこの山あいの地区は、

野迫川村(のせがわむら)っていうんだね。

それにしても、わずか2~3軒しかない集落に

わざわざ車から降りて、住民と握手する候補たち。

この村全部回るのも大変だよねえ、

そんな感想を持ちました。

 

金剛峰寺を出た後、また山の中のすごい道を走って、

和歌山県有田川町のあらぎ島を見にいったのですが、

その道路、あとで調べたらなんと国道でした。(371号と480号)

国道ならぬ、「酷道」でしたけれど・・・・(苦笑)

そして、その道路も「野迫川村」を通っていたのです。

 

「野迫川村」について調べました。

奈良県吉野郡野迫川村。

村内の可住地面積割合は、2.1%。(全国の自治体で最も少ない。)

   ・・・山ばっかりだから無理もないと思う。

2022年5月1日現在の、村の人口は357人。(これまた、全国の自治体で最も少ない。)

   ・・・それなのに、村長選挙するの?

   ・・・357人だったら、村内でうまく決めることはできなんだの?

そして、選挙結果まで調べてみました。

(当選)Aさん、村の課長さんだった人、172票

(次点)Bさん、副村長だった人、113票。

   ・・・こういうことになるじゃんね。

   ・・・小さな村内で、しこりを残さなければいいけれど・・・、

と、いらぬ心配をしたのでありました。

 

  参考までに、当日の有権者数、311人。

  投票率は、なんと! 93.93% とのことでした。

  18歳未満の人口が、46人しかいない、ということだよね。

 

 

 

 

 

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