ひーさんの散歩道

道には、様々な歴史や文化が息づいている。
歴史に触れ風景に感動し忘れていた何かを探したい。

着物を着た女性

2008年03月07日 23時36分42秒 | 恐怖実話&不思議
前回の話しの女性が、ガイドの仕事で、ある温泉旅館に宿泊した時のことでした。

彼女は、風呂や夕食を済ませ、部屋に戻り明日のコースの案内を勉強していた。
夜も更け、明日の出発も早いので床に着くことにした。

しばらくして、 『ガサガサ・ガサガサ』と紙の音に気づいた。

おかしいな~
勉強道具は片付けたし……何も無いはず?

すると、私の左手を引っ張る人が居るのです。

目を開け、その様子を見ると、着物の女性が正座をし両手で私の左手を何度も何度も引っ張るのです。

正座をしてる膝が見えたので着物である事が容易にわかりました。

私はどんな人かと視線を上半身にむけましたが………、胸から上はありませんでした。

私は、飛び起き部屋の電気をつけましたが、着物の女性は、姿を消しています。

電気を消して、また床に着くと同じ現象が繰り返されたのです。

翌朝、フロントに訪ねたが、知らないの一点張りだったと言う。


添乗員や乗務員に与えられる部屋は、得てして客を通せない部屋が多い。

私もよく見かけたが、クローゼットを開けると四隅に塩が持っており、上部にお札が貼ってあるのです。

ひどい所は、部屋の四隅に堂々と皿に盛られた塩…

当時は、ほとんどホテルでの生活が長く、私や仲間は、以前の記事でも紹介しましたが、円通院で心を込めて自作したブレスレッと型の数珠と中尊寺で買った般若心経の小さいもの、そして塩竈神社のお清めの塩。

この3点セットをいつも持ち歩いてました。

【合掌】
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4 コメント

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Unknown (ぱるえ)
2008-03-23 09:19:55
添乗員さんたちは大変なんですね。盛り塩やお札のある部屋に出会ったことは無いです。霊感のない私でも、旅先の宿に着いたらまずお札チェックしますね。
219.167.9.199
返信する
Unknown (あ~さん)
2008-03-23 09:21:04
風呂上りですが、一瞬ゾクッとしました・・・・・
返信する
怖いです・・・(--) (かにちゃん)
2008-03-24 16:51:01
この土曜日、疲れが溜まってしまったので、行きつけのスパに行ったんですが・・・
そこの一番奥まった所に洞窟のミスト・サウナが有って。その日は、すごく空いていて貸し切り状態、のんびりくつろいでいたんです。

しばらくすると、誰かはいって来た気配で、タオルを
ピタピタ鳴らすんです。

大分、汗もかいていたので、その人の前を通り越そう
とふと見ると、誰もいない・・・

このサウナは2重の扉になっていて、出入りは直ぐ分かるんです。気のせいかと思いましたが、一気に冷たい汗が背筋を流れました。

後で知り合いに話すと「知らなかったの?この前
お風呂に沈んで亡くなっていた人が居たんよ!」


ブログにコメント頂いていた、女の人はどうなった?の返事ですが、人柱として埋められてしまい、後に
新しい堰が出来たとき、人骨として発見されました。

この水神様に行った時、身体中が雷に打たれたような
ショックを感じました。しばらく怖くて行けない・・
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かにちゃんへ (ひー)
2008-03-25 08:35:32
嫌な体験してますね~
夏に向けて経験談をアップして行きたいと思います。
『恐怖シリーズ』にまとめます。

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