正月休みを利用してとにかくバイク整備に全力を出すHI★DEです。
ラーメン旅行の疲れも残る夕方から整備の開始!
今回はフロントフォークの分解、オイル交換です。
一年前にフォークオイルの交換をしたときはアウターチューブ、スライドパイプを分解しないでオイル交換をしただけだったので、今回はインナダンパーを分解して完全にオイル交換をすることにチャンレンジです。
夕方5時からスタート!おいらの感では3時間ぐらいで終わるかなって思っていましたが、さてどうなのでしょう。
万力のないおいらのガレージでは、力の必要なフォークキャップやフォークセンターボルトはまだ車体についている状態である程度緩めておきます。緩めすぎるとオイルが漏れてきますのでそこそこに!
オイルを抜いていきます。新品のオイルはさらさらなのに、一年経ったオイルはネバネバのドブ色です。臭いも変ですね。(汗)
今回はインナダンパも分解するので下の写真の様な部品を使います。
これをはめるのが大変です。全体重をかけてインナダンパを押します。一人ではちょっとつらい作業ですが、なんとかはめることができました。(サービスマニュアルでは、万力に設置してインナダンパを押すようになっているけど、万力に設置して横から押すのでは無理ではないかな?)
インナダンパです。なんかミサイルやロケットみたいな形をしています。
CR80のときのようなフロントフォークとはつくりが全然違いますね。
インナダンパからフォークヤップを取り出します。空気が圧縮されていますので取り外すのに力が要ります。オイルもどろどろだし、とにかく手が汚れる作業です。
このフォークキャップを取り外した後にインナダンパ内のオイルを取り除くのですが、その際に注意が必要です。ピストンロッドを不用意に動かすと、中からオイルが飛び出します。(汗)
おいらは危なく天井にオイルを撒き散らすところでした。(大汗)
この汚れたオイルがガレージ内に飛び散ったら・・・恐ろしいです。
汚れたフォークオイルを取り除いたら、新しいオイルをフォーク内に入れます。
このイチゴジュースのようなオイルが一年も経つとドブ色のネバネバになるとは・・・。
オイル交換後のエア抜きですが、マニュアルでは数回の伸縮でのエア抜きと説明してありますが、実際には15~20回の伸縮作業が必要です。このぐらいしないと正しくエア抜きがされずにピストンロッドが最伸部まで伸びてくれません。
このエア抜きも気を付けないとオイルが飛び出します。とにかくゆっくりと作業することに注意してください。
一本目はとにかくエア抜きに失敗したり、オイルが飛び出して周辺を汚したりと実際の作業以上に他のところで時間を取ってしまいましたが、二本目は完璧といえるほど、作業が早かったです。エア抜きも完璧にできたのではないでしょうか。なんてね。でもそれほどスムーズに作業が終了しました。でも、一本目の遅れが大きく、作業自体は5時間強かかってしまいました。
できれはリヤ周りもやってしまいたかったのですが、すでに夜の10時をまわっています。
ONI監督からも、”いつまでするの(怒)”って怒られましたので、今日はここまで!
オイルの劣化からみると半年に一回はオイルの交換が必要かな?