歴史に学ぶ人事・経営論

横浜の社会保険労務士・行政書士関口英樹です。

懲戒処分について

2016-07-08 08:51:43 | 日記
京都の町で、反幕勢力を取り締まる組織として活躍した新撰組。
局長には、近藤勇・新見錦・芹沢鴨の3人があてられた。
トップが3人の三頭制というのは、当時珍しかった。
組織内のバランスを考慮し、3人を最高責任者にしたのだ。

しかし芹沢の日常行動は、隊の掟に反するものばかりだ。
毎晩のように花街へ出かけ、料金は踏み倒す。
借金まみれの堕落武士に成り果てていた。

こういった状況で、他の重臣たちは「何とかしないとならない」
と考えていた。
近藤は、意を決し、「懲戒処分」を行うことにした。

「懲戒処分」の日、
芹沢は、駐屯地に連れ込んだお梅という女性とともに泥酔していた。
近藤が送り込んだ刺客が、お梅とともに切り殺したのだ。

折しも新撰組が評判のよさで名をあげていた時だ。
この一件で、気が緩んでいた隊士たちは、震え上がった。

しかし近藤は、この処分後、考えた。
「ピンと張った糸は切れやすい。
長持ちさせるには緩みが必要である。
隊則で締め上げると、隊士たちは萎縮してしまうのでは。」

このことは、現在の会社においても、同じである。
こういった場面に遭遇した際、
皆さんならどうすべきなか?
懲戒処分をすべきか?多少のことは大目にみるのか?

ぜひぜひ皆さんのお考えをお聞かせ下さい。

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~中小企業の法務担当~
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