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さつまいもを掘りました。
テレビで良く見る幼稚園児の芋ほり風景を思い出しました。
どの子もはしゃいでいます。初めての芋ほりだからでしょうか。
大人二人が、ベランダから土を下に落とさないよう掘り進みます。
芋のまわりの土を崩しては、手のひらで掬い取り、水桶に移します。
腐葉土が混じった土の中から、赤いひげのついたみずみずしい芋肌が見えてきました。
種芋は、料理で残った紅あずまだったようです。夏の真っ盛りには、どこまでも伸びて行きそうな芋づるの群生を一枝ずつ、ベランダの手すりにしばり、おさげにしてやったのでした。
掘り起こした芋を水を張ったバケツの中にいれ、丁寧に土を落としました。芋の周りに残った泥を、水を使いながら落としていきます。ひげのついた芋を手のひらでしごきながら、どこまでも愛おしく洗ってやります。透き通るような赤い肌です。よく絞った雑巾で芋を拭き、新聞紙の上に並べてやりました。丸々と太った形の良い流線型です。
妻が天ぷらに揚げてくれました。
ほくほくと甘い、可愛らしい味でした。
2014年11月4日