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故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

洗濯物干しが、夜中に落下

2014-11-13 02:27:03 | よもやま話

柿は傷の周りが美味しい



こうも、まあ毎日夢を見るものです。

今夜は、洗濯物干しが棚から落ちてきました。
危うく、私の顔の上に落ちるところでした。
これは、現実でした。

それからが、いけません。
何かを避けるようにしていました。
穴を掘り続ける夢です。
安部公房の「砂の女」のようです。
よりによって、あまり仲良くない会社の人と
掘っているではありませんか。
いつになく、その人が笑顔です。不吉な予感は当たりました。
ある場所に、星のようなものが固まってうごめいています。
「チチッツ」と鳴いて追いかけてきます。毛虫の大群です。

やれやれ、これでは起きだすしかないではないか。
時計を見たら夜中の2時。今日は、たくさん寝る予定でした。
夕方、友人と飲むからです。
私にとっては、起きだすいつもの時間です。
よからぬことを計じた罰のような夢でした。

夢と現の境も分からなくなるのも遠くではないのかもしれません。
友人のお父さんは、惚けが少し始まったようです。
座椅子に座ってるだろうはずのお父さんが、
座椅子ごと仰向けに後ろに倒れてたそうです。

どうしたのか。起き上げれないのかと友人。
お父さんは、

「起きてもすることがないからこのままになっていた。」とのこと。

ううん、考えさせられました。友人は、辛いことを明るく言うのがうまい。
この友人、かのお父さんと「鬱」にかかった下の息子をかかえ、
今日は、シンガポール。明日はベネズエラ。
昨日はトルクメニスタンと飛び回っているのです。
少ない休みの日には、私に呼び出され中野で大酒を飲むのです。
息子は190cm。この頃、腕相撲で息子に負けたのが口惜しいらしい。
三浦雄一郎さんのように、鍛錬をしているのだと誇らしげに
特別仕様の靴を見せた。靴底に3Kgの鉄板が埋めてありました。

大いに酔っぱらったその日、彼は電柱をよけきれずろっ骨を数本折ったのか、
ひびが入ったかしたそうです。

お父さんはすることがない。
友人は、他にすることがあるだろうに。と思う。

友人が、新たな悩みがあるという。
上の息子が、彼女を連れてきて泊まるというのだと頭を抱えている。
彼女を泊める部屋が無いという。いやスペースがないという。
友人は、布団を干す者がいなくて、年中せんべい布団に寝ているとか。
女手はお母さんだけ。お母さんは、お父さんにかかりきりなのだろう。

私は、黙っていた。
妻が、片づけを手伝おうかというのをしり目に、沈黙を守った。
ひたすら守った。

そしていつもの悪い癖が出て、
「片付けるのを手伝おう。」、「今度の休みに様子だけでも見に行くよ。」
と言ってしまった。

友人は、いつになく改札口でいつまでも手を振っていた。
私達は、都下への家路を急いだ。

来週だ。一人では、手に余るので先輩に応援を頼んだ。
先輩は、癌を切除して入院中である。先輩は快く引き受けてくれた。
「あいつの恥部が見れるんか。」とこちらも楽しそうであった。


あちこち、大丈夫かな。

2014年11月13日


コメント
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