久しぶりにカレーを作りました。
妻が残していた昆布を刻んで入れました。
最後にできた青いトマト、リンゴの食べ残し、熟した柿、
ひなびた茄子を入れました。
冷蔵庫の残り物が次々と放り込まれるのです。
最後に生姜を刻んで入れます。牛筋肉がメインです。
ことこと煮ること一時間。妻が味を決めてくれました。
意外に美味しいので自分でも驚きました。
いつもこんな調子でやるので時々飛んでもないものが出来上がり、
不評を買うこともあります。
疲れてくると無口になります。気持ちがささくれてきます。
こんな時は、休むに限ります。寝ること10時間。良く寝ました。
では、どうして疲れたのか。
人間ドックの結果が原因のように思います。
心臓、胃、メタボと指摘事項は3件でした。
要精密検査と脅かされています。
張っていた気持ちが少し萎えたような気がします。
息子から、感心したことがある。と先日会ったときに聞かされました。
北方謙三が、小説の中で、老人が次のように言ったのを、
彼は感心したのでした。
歳を取ってきたら、癌になるのは風邪ひきのようなもの
振りかかってくる事実も、日々の生活も変わりません。
気持ちのありかたで、いかようにも変わるように思います。
それには、疲れは禁物です。伸び切った気持ちは、
弾力性がなくなります。
奥多摩に水汲みに行った帰りに晩秋の秋を見ました。
2014年11月25日