さて昆布 出汁に使って 酢昆布に
そら豆の苗をくれると言うんで、友人宅を訪ねた。
面白い人を紹介するからと、友人が電話を寄越した。
一つ上のサッカー部の先輩だった。
可愛がっていただき、ありがとうございました。
もうその話はいいよ。と笑って言われた。
友人と、今だったら、ぼこぼこにするのになと笑った。
今日のタイトルは、「ごみを活かす」です。
カフェをやっている時は、生ごみ(食べ物残渣)が出ると嬉しかった。
生ごみとして、米糠を混ぜコンポストにした。
3か月以上発酵させるために、コンポスト容器を3つにした。
コンポストを種まき前に、土に入れることを繰り返した。
4年後には、耕作放棄地の土が蘇った。
今は、猪が掘り返すので乾燥コンポスト(バイオ炭)にしている。
島の土は、花崗岩が多く腐葉土が少なく痩せている。
芋類には最適だが、豆類や野菜には土の力が足りない。
まともな土になるまで5年以上かかるかもしれないが、バイオ炭を入れ続ける。
島に生える雑木の葉は、猪のダニが潜み使えない。
運ぶとき、ダニが肌に刺さるからやめとけと、友人(猟師)から忠告された。
耕作放棄地には、雑木もあり雑草に溢れている。
草マルチに使い、雑木は蒸し焼きしバイオ炭として使っている。
良質な炭は、暖房や煮物に使える。
島の周りの海岸は牡蠣殻で覆われており、有機石灰として使う。
竹材と牡蠣殻で、暗渠もできるだろう。
時間が薬と老人が言う。
初めは、負け惜しみに聞こえたが、今では素直に笑える。
無駄なものもは何もない。
その人の、そのものの声を聴くことである。
2022年12月1日