故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

居ない人がいて、居る人がいない

2022-12-22 06:57:25 | よもやま話

絵のタイトルは、「灯台」です。
瀬戸内海と言えど、穏やかな防波堤の中から出ると波の色が変わります。
静かな余生とはならないと、碧き海に漕ぎ出しましょう。
家族の想いが、暗い海でも照らしていると信じます。


いつかは来ると思っていました。
息子の結婚と娘の旅立ちです。
今日のタイトルは、「居ない人がいて、居る人がいない」です。

よく寝た朝、朝餉を作ろうと起きると妻が家事をしていました。
「おはよう」とはいうものの、居場所がない感じです。

横浜の家に泊まった時、窓の外におねだり猫が待っていました。
息子が餌をやっていたのです。
女性と付き合うことがなかった息子です。
付き合う女性ができた。
宗教の勧誘ではないかと、姉や妹が心配をしていました。
時は過ぎ、婚活を始めて半年、本当に結婚するらしい。
娘は喜ぶものの慌てていました。
横浜の家に一緒に住むらしい。
家を出て行くために荷物をまとめなきゃ。

家族が一人増えて、一人減っていく。
私は再婚を機に、再就職をし家を出ました。
子供達に寂しい想いをさせたことでしょう。
未来用の家を買い、過去の実家(空き家)の始末をしています。
現在進行形の横浜の家で、大人になった子供たちが旅立ちます。

息子よ、よくやった。
娘よ、頑張れよ。
「居ない人がいて、居る人がいない」が流れです。
淀んでいるわけにはいかないのです。
私には、もう少し時が必要です。
子として、親としてやることがある。
共に嬉しいことだけど、ちょっと効いたかな。

2022年12月22日
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする