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絵のタイトルは「あなたを咲かそう」です。
友人から送られたシクラメンです。
見事に咲きました。
高らかに 花を咲かそう きっと咲く
私は、朝餉の当番です。
畑から持ち帰ったたくさんの野菜の中から選び、具にします。
夕食の残りを、どう食べようか吟味します。
寒いと言っても、水道水で皿を洗えます。
皇帝ダリアと里芋の葉は、凍みて黒ずみました。
里芋は畑に残して、食べる時掘り出します。
今日のタイトルも、「あなたを咲かそう」です。
送られてきたシクラメンを見ながら、そう思いました。
シクラメンは、葉の数だけ花を咲かすと聞きました。
鉢から溢れんばかりの葉を見ていると、まだまだ花を付けそうです。
花農家さんは見事な花を作るのが仕事です。
花を見ていたら、あなたも咲かせなさいと言われている気がしました。
こうすれば、花が咲くんですよ。
私は、「自分の花を咲かす」ことばかりに生きてきました。
自分以外の人の花を咲かせようなんて、露ほども考えたことがありませんでした。
漁師も猟師も血抜きにこだわります。
魚や猪が硬直する前に楽にしてやる。
野菜農家も果樹農家も間引きと摘果(花)をします。
鯉師も色づきの悪い鯉の稚魚を間引きます。
美味しい魚や肉、野菜や果物、見事な鯉を生産するためです。
美味しく食べていただきたい、愛でていただきたいと一生懸命です。
花農家さんから勇気をもらいました。
遅ればせながら、自分以外の人の花も咲かせたい。
建築一級士が、定年後は何をするのと言う私の問いに、
奥さんに興味があると答えました。
私は驚き、感心したのを覚えています。
まだまだ、道半ばです。
2022年12月21日