
絵のタイトルは、「菰の雪囲い」です。
来年も見たいから、せっかく植えたのだから大事にしよう。
最初は、雪にやられないよう藁をかけただけだったかもしれない。、
だんだんと、工夫を重ねた。
冬の風物詩。
アートに見えるから不思議です。
6時半の説教(法要)に間に合うように、4時に起き朝ご飯を作る。
7時には、あさじ(適当な漢字を思いつかない)が終わり、しばし休む。
お寺から遠くないところに、借りた畑(1反3畝)がある。
夏の間、刈れなかった草が自重で倒れ、茎は地を這い、そしてもう一度頭をもたげる。
やめとけばよいのに、上に伸び50cmの高さになっている。
茎が地を這うと、刈るのに2倍の労力を要する。
茎が倒れたのを掬うように切ると、力がいる。
茎が倒れた反対方向から刈ると、仕上がりはきれいだが時間がかかる。
今日のタイトルは、「とにかく楽になりたい」です。
草刈りは修行のようなもの。
剣道の朝稽古と同じです。
仕事も同じ。
「楽になりたい」が正直な気持ちです。
0.7リットルの草刈り機のタンクに3回補充する。
一回にしておきなさいとタンクの容量は決まっている。
1回の補充で、約一時間の草刈りができます。
3回戦は、きちがい沙汰です。
3回戦を二日続けても、目標の1/3です。
夜には、筋肉痛で眠れないので、サロンパスで消炎する。
サロンパスの消費量が多いので、痛みだけを緩和する徳用にしている。
上の草を刈ったら、地面には他の草が芽を出している。
一年刈り続けたら、植生が変化しました。
背が高いセイタカアワダチソウは消え、くっつきもちの草も消えました。
地を這っても生き延びる草ばかりになりました。
刈るだけじゃつまならないと、ハト麦をうえました。
一緒に植えた8種の和ハーブ類は、草と共に消えました。
残ったのは、えごまとハト麦です。
選んだ黒エゴマは、背が低く10月になろうと言うのに種を付けません。
ハト麦茶が高いので、自家栽培しようと植えました。
順調に育ちましたが、整粒(実が入っている)の歩合は、2%程度です。
花はたくさんつけたが、実がならない空さやばかりです。
これは、押切で刻んで有機肥料にするしかありません。
水分が不足したのでしょうか、肥料不足でしょうか。
リベンジは来年です。
妻は収穫量にはがっかりしたが、手間が省けた分安堵の様子です。
あと2/3の草刈りが残っています。
三日連続の草刈りはやめておきます。
今日は、早朝にお寺に参るだけにします。
楽になることはありません。
楽になりたいと草刈りを続ける。
仕事は、対価がありました。
草刈りは、次の仕事をしやすくするための作業です。
仕事も草刈りも地獄です。
けっして楽になることはない。
この地獄を選んだのは自分です。
刈った草が枯れ、さて何を植えようか。
湯治場の温泉に入るのを楽しみに農作業をする。
こんな気持ちでしょうか。
2024年9月28日
「とにかくーに」とは、
あれこれと。何やかやと。
それはさておき。何にせよ。
ともかく。
(広辞苑より)