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首里城を訪ね、何気なく見た石垣です。
サンゴ礁は、草履で入ったら危ないのです。
波で削られた珊瑚は、ナイフのように尖っています。
この固い石垣をのみで削り、組み石にくみ上げたのです。
首里城の石垣は、よく見ると凄いのです。
故郷の石垣は、花崗岩を長方形に削り、互い違いにくみ上げます。
石工の仕事です。道糸に沿ってくみ上げて行きます。
裾が広がるように斜めにくみ上げて行きます。
石と石の間は、最後にコンクリートで目地を仕上げます。
昔の石垣には、隙間がありいろんな動物たちが住処にしていました。
首里城の石垣は、パズルのようにくみ上げています。
このように組むことで強度を出したのでしょう。
石の厚さは、案外薄いかもしれません。
沖縄には、三叉路には「石厳當」がお札のように埋め込んでいたり、
立っていたりします。
車がぶつかっても、石厳當(中国の強い伝説の武将)が
壁や家を守ってくれるのです。
沖縄で見た、おもしろいと思ったことの一つです。
珊瑚石 なければないで 知恵パズル
2015年8月12日
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