故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

やっぱり楽しい

2023-04-13 17:29:41 | よもやま話

絵のタイトルは、「どちらも咲いた」です。
土手の桜を楽しみにしておられます。


五月晴れ ごんべほじくりゃ カラス来る

カンリキ(耕運機)の爪を交換した。
10年使い、爪は半分ほどに摩耗した。
この頃は、畑を鋤いてもなめるような感じだったので、使うのが楽しみでした。
今日のタイトルは、「やっぱり楽しい」です。

雑木伐り、旅行の長距離運転、昼食会と忙しかった。
やっと、畑に出かけられた。
カンリキを思う存分走らせることが出来た。
深爪になった分、よくおこせました。
ついついやり過ぎてしまい、疲れてしまいました。
妻は、植えた種を「芽が出たかな」と毎日見に行っています。
猿蟹合戦のカニさんのようです。

ジャガイモの土寄せもできて満足です。
雨が降って、晴れればまたカンリキでおこします。
刈って2週間、おこして一カ月のインターバルで草との格闘が続きます。
信じてもらえないかもしれませんが、草刈が楽しいのです。
良い汗をかいて、夕飯に一杯やるのが楽しみな毎日です。
マイペースでできる畑仕事は、なによりのストレス解消になります。
あと20年続けられる体力と健康を維持したい。
欲張りでしょうか。

2023年4月13日
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1000Kmの旅

2023-04-12 06:59:57 | よもやま話

天気予報が、雨だと報せる。
雑木伐りも畑もできません。
ゴルフもできません。
家で本を読むか、似顔絵を描くか。

どこかへ行こうよと気軽です。
今日のタイトルは、「1000Kmの旅」です。
先週の木曜日は、雨がそぼ降る中を津和野へ向かった。
廿日市から吉和を抜けて行き、帰りは岩国経由で島まで帰って来ました。
国道を通り、往復340Km(10時間のドライブ)の旅でした。
広島(吉和)、島根(津和野)と山口(岩国)の3県を跨ぎました。
山口県の国道のガードレールは黄色です。
今は、山口県を走っているねとすぐ分かります。
子供に「雀」(じゃく)と名付けた森鴎外記念館を訪ねました。
説明のDVDを見ているうちに、運転に疲れて寝てしまいました。
羅漢山の新緑が雨に濡れ、岩の川底を走る清流に静けさを感じました。

案外できるねと、今度は何処へ行こうかとなりました。
そして、今週の月・火で米子に行きました。
こちらは、往復660Kmの車旅でした。
世羅、三次、庄原(広島県)を通過し、南部町(鳥取県)に寄りました。
「とっとり花回廊」に行くのが今回の旅の目的です。
広い庭園は、チューリップで満開でした。
とても一日では回り切れず、ベンチで1時間居眠りでした。

米子を通過し、境港に向かいました。
魚市場の近くの直売所に寄りました。
バイ貝と甘エビを買い、米子のホテルで地酒(千代むすび)のつまみでいただきました。
不味いわけがない。スーパーでは味わえない新鮮さと量でした。
おさかなセット(売れない8匹の魚)も買いました。
店の若い衆が、発泡スチロールの箱に氷をいっぱい詰めてくれました。
昨日(火曜日)、島に着く頃も、氷がごろごろ音をさせていました。
漫画家が取り上げたお化けたちのモニュメントで、通りがいっぱいで、なかなかでした。

直売所を出たところで、中年の女性が「財布を落とした、家までの1500円を欲しい」と
車の窓越しに話しかけてきました。
1500円を渡したところ、「もう500円」と言われたので、違うなと感じました。
米子のホテルは古いが、朝飯は旨く、フロントの若い衆(男女)が親切でした。
「とっとりクーポン」をくれました。
合計4000円分のクーポン(鳥取県で使える)は紙券では使えるところが少ない。
スマホに登録すれば、使える場所が多くなる。私達には、無意味なプレゼントです。
フロントの若い衆が、私のスマホと格闘すること10分。
見事にポイントが登録されました。
境港の「なかうら」の観光物産館で、ポイントで地酒が2本買えました。

途中、米子城跡に向かいました。
90mの石垣が立派な山城です。
駐車場で降りて、急峻な山道を登ります。
本丸跡からは、360度の見渡せるパノラマでした。
途中で会った地元の女性(私達より少し若い)と話しました。
去年は、125回登城されたそうです。
竹田城跡にも負けない、オーストリアのザルツブルグ城にも負けませんと伝えました。

境港(鳥取県)から中海と宍道湖の北沿いに日御碕(島根県)を目指し、余力を使い果たした。
出雲大社を過ぎても、日御碕は遠かった。
灯台を見上げる岩に立ったが、風にあおられるのが怖かった。

ホテルで見たテレビは、島根と鳥取の話題を取り上げていた。
島根にあるバスケットボールのチームが惜しくも、広島のチームに負けた。
広島県人には、「いいじゃない」が逆転していました。
選挙区が、両県にまたがる不満もあるでしょうが、独自に生き抜いている。

米子城跡で会った女性は、花回廊も良く行く、そして園内を歩き回っている。
「他に行くところがない」と女性は言われました。
いやいや、山陰は旅のスポットの宝庫です。
海から見える大山も、富山湾から見える黒部に負けない素晴らしい景観でした。
米子城の石垣を見せるために高木を切ったが、降ろす予算がないと放置されていました。
雑木伐りを手伝いたいと思わせるほど、本丸までの道に放棄地が多かった。
本丸迄の車道は不要です。
年寄りたちよ、年間150回登城を目指しましょう。
また来たい米子旅でした。

2023年4月12日
(あとがき)
今日は、雑木伐りが縁を結んでくれます。
実家の集落の方々と昼食会です。
境港で国産の原料を使った竹輪とキンカンジャムを土産に持って行きます。
楽しみです。
(筆者)
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沢庵のような女

2023-04-07 10:23:15 | よもやま話

絵のタイトルは、「鳥栖の女」です。
この女性も沢庵を漬けるのでしょうか。


今日のタイトルは、「沢庵のような女」です。
妻が沢庵を漬けた。
沢庵は、実に種類が多い。
いぶりがっこ、守口漬け、甘めにつけるもの、
一年中食べる副菜として塩分が強いのが普通です。

妻が漬けたものは塩が効いて、沢庵一枚でごはんが一杯食べられる。
噛めば噛むほど、味が出る。
沢庵とは失礼な。
いやいや、なかなか趣があると、タイトルにしました。
それぞれの家庭に沢庵のような味がうけつがれます。

大竹しのぶさんがこれまで付き合った男たち、30人くらいのドラマができますか。
しのぶさん、もう少し多いかな。と答えられたとか。
すべての男たちに魅力があったのでしょう。
誘われるだけ、魅力的な女性だったのでしょう。
沢庵とは、少し違う話になりました。

妻が沢庵を漬けなかったのは理由がある。
お尻が大きく長めの大根を育てる。
冷たい風に辛抱強く干す。
糠と塩で漬ける。
大きな重しをする。
妻は、ステンレスボールに水を張って重しにしていました。

塩が強いと、水抜きをしていました。
私は、塩が効いたままでもよいと思ったが、塩分摂り過ぎを心配し黙っていた。

沢庵のような女。
イメージしにくいだけに、いるようでいない。
漬物を作ること自体、廃れていくように思います。
東北で食べた胡瓜のぱりぱり漬けは美味しかった。
夏に採れ過ぎた胡瓜(一本の胡瓜から100本収穫)を、塩の中に漬けて水分を出し、
冬に水でもどして、食べる。

沢庵づくりは、面倒です。
勤める女性は、出来ないと言ってもよい。
自前の沢庵が食べられるだけ幸せです。
「噛めば噛むほど」は、時代遅れかな。

2023年4月7日
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埋まらぬ日々

2023-04-06 09:54:59 | よもやま話

絵のタイトルは、「果てなき乙女心」です。
つかまるものを夢見るだけで、あっという間に時間が過ぎていた。
今や、何をするにも「掴まれる」物(者)をまず目で探します。


今日のタイトルは、「埋まらぬ日々」です。
顔を洗っていて、袖口が濡れる。
袖口が長すぎると思いこんでいました。

髭剃りのカートリッジを交換し、髭をそる。
髭が吸い付くように、切れていく。
気分一新、顔を深く洗面台に押し込んで洗顔した。
袖口は濡れなかった。
知らず、腰が立っていたのであった。

今日は、朝から雨模様の天気予報です。
しかし、朝から陽ざしが差している。
明るいのに、霧雨が降り始めた。
当たっているんだ。

スケジュールが埋まらないと思うのは、「埋めない」からです。
背中が張り、腰が次第に高くなっていた。
柔軟性が無くなっていたんじゃなくて、よりストレッチを心がけなければならない。
忙しい時は、「あれがしたい、これができたら」と思っていたはずです。
億劫で、準備や段取りが面倒くさい。

履けばきれいになるのに、後にする。
捨てればよいのに、今度まとめて。
気づいたときにやれば、5分以内に納まるはずなんですがしない。
開かずの間ができても困らない。
証拠に、2階が使われなくなってしばらく経った。
一年も風を通していない。

県北までドライブすることにしました。
全国道路地図と高速道路地図を持った。
晴れないと予報があったんだから待たない。
さっさと出かけてしまえ。

行ってきまーす。
気苦労は要らぬ。
埋めたら、埋まった。

2023年4月6日
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気持ち

2023-04-05 16:51:21 | よもやま話

絵のタイトルは、「こんな日が来るんだね」です。
ごちゃごちゃ言わない。


木蓮の 花びら履くの 今年もか
 
今日のタイトルは、「気持ち」です。
ドイツに出張し、独りで週末を過ごした。
ターキーレストランに入り、シシカバブーを英語で注文した。
ここはドイツなんだからドイツ語で注文しろと、トルコ人の店員に言われた。
旅の途中のイタリア人が、私から英語で聞き取りドイツ語で注文してくれた。
トルコ人は、初めは移民としてドイツに棲みついたのにと思った。
三者とも、笑った。

旅に出て困ることは常にあることです。
今日も、私は妻と一緒に空き家の草刈をした。
雨が降ってきたので、やめて帰ってきた。

どうして、空き家や耕作放棄地の草刈をするのですか?
あなたは、あんな不細工な女性を好きになったんですか?
よくわからないな、パンクロックが好きなんて。
こんなことかな。

空き家の草刈は、ただ大変で無駄なことのように見える。
間伐さえできぬ林や森がある。
チェーンソーの扱いの練習がしたくて、思う存分木を伐りたい人がいる。
マッチングアプリではないが、双方ハッピーである。

両親が死ぬまで住んで、相続した息子も病気もちとなり思うように草刈ができません。
廃れていくと、過疎の部落に残るものが嘆く。
だからと言って、自ら持ち主の許可を取ってまで草を刈る勇気はありません。
私たちのように、草刈が好きなものがいる。

好きと言っても、私の内心も複雑です。
なにしろ疲れます。
故郷へ恩返しと言っても、なんか釈然としません。
空き家なんだから、元通りにしても束の間のことです。

こんな辺鄙なところに棲んで、畑を耕さなくてもよいでしょう。
待ってください。
ここで採れる野菜を美味しいと言って食べる人がいる。
産まれて育ち、この風景が好きな人がいる。
どうしようもない、「気持ち」としか言いようがありません。

草刈の醍醐味は、使用前使用後がくっきりはっきりすることです。
私にもできますね。人それぞれの力量でできることの一つです。
なにより、「昔からこうだった」と思えることです。
昔とは、何時のことを差すのか。
人それぞれの胸の内です。
それだけのことです。

2023年4月5日

気持ちとは、
物事に対して感ずる心のあり方。感情。
心の置かれている状態。気分。
対象に対してそなえる心のもちかた。きがまえ。
体の状態についての感じ。気分。
(多く、「だけ」「ばかり」を伴って自分の心遣いを謙遜していう語。
(副詞的に)そうだと思えばそう感ぜられるほどわずかに。ほんちょっと。幾分。
(広辞苑より)
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