*2015年5月14日撮影
水田の農作業が始まって、田の土が起こされ、畦の草はきれいに刈られ、水路のゴミや雑草も取り除かれました。
少し前まで畦や田のなかにたくさん生えていたスズメノテッポウですが、そんなわけで今はほとんど見ることができません。
田んぼの雑草として有名なスズメノテッポウなので、きれいに除去されるのもやむを得ません。
それでも来年の春にはきっとまたたくさん出てくるにちがいない、生命力を思います。
きょう水際に発見したスズメノテッポウの写真です。
*2015年5月6日撮影
少し前までこんな風にたくさん生えていました。
小さな草ですが長さ3cmから5cmくらいのまっすぐな穂をつけ、オレンジ色のつぶつぶをまとっているのが特徴です。
イネ科の草の常で穂は小さな花の集合体です。
オレンジ色のつぶつぶは雄しべの先の花粉が入っているもので葯(やく)というのだそうです。
*2015年4月26日撮影
スズメノテッポウとはこんな草という、見本のような写真です。
穂がまっすぐなところを鉄砲に見立てて、スズメノテッポウと名付けられたとされています。
小さいからスズメが使う鉄砲なのでしょうか。
誰も気にとめない雑草とはいえ、なかなか可愛い草だと思うのは私だけでしょうか。