
*2015年5月28日撮影
花のまわりはハチやハナアブがたくさん飛び交っています。
気温が高くなるにつれ、ハナアブの種類も増えてきました。
なんとか撮影できても名前を特定できないこともしばしばです。
今日はいちばんポピュラーなナミハナアブを取り上げます。
すこし前まではハナアブと呼ばれていて、ハナアブ類全体を指すときのハナアブとまぎらわしいので、ナミハナアブと呼ぶ方が普通になりました。

*2015年5月28日撮影
横顔はこんな感じです。
ナミハナアブが蜜を吸っている花は、キレハイヌガラシです。
背の低い草ですが、びっしりと咲き広がって黄色い絨毯を形成していて目を奪われます。
いろいろなハナアブ類やハチたちがやってきていました。

*2015年5月25日撮影
ハルジオンにとりついているナミハナアブです。
このナミハナアブは目と目がくっついているので雄のようです。
アブはハエの仲間で、体の割に大きな複眼を持つことが特徴です。
大抵の場合この複眼は雄と雌で大きさが違っていて、両の目がくっついている方が雄、離れている方が雌ということになるそうです。
なので、キレハイヌガラシにとまっているナミハナアブは雌ということになります。
体の色合いも違っていて、どちらかというと雄の方が全体的に明るい色をしているようです。