*2017年4月28日撮影
会津若松の鶴ヶ城の南側を流れる湯川の岸辺には、枯れて倒れたヨシのすきまから、さまざまな草が芽生えています。
今日の写真は、葉っぱのかたまりのようなクサソテツです。
小さいうちはコゴミと呼ばれて、食用にされます。
春の山菜のひとつです。
大きくなるとこんなふうになります。
*2017年4月28日撮影
少し日当たりの悪いところのものは、こんなふうにコゴミ時代の面影を残していました。
こういう姿かたちのものは、そうです、シダ類なのです。
花を咲かせない隠花植物で胞子で増えるところはコケ類と同じですが、シダは地上に葉を広げます。
*2017年4月28日撮影
クサソテツは群生する傾向があり、まとまって生えていることが多いようです。
いつのまにどこからと思うほど、にょきにょきと生えてきて広がっていきます。
葉の色がみずみずしくて美しいクサソテツ。
殺風景な河原に命の輝きを見せてくれています。