*2018年11月7日撮影
もう11月です。今年も残り少なくなってきました。
今日は河原でイヌホオズキを発見しました。
ちょっと見ると、私にはホオズキよりはナスに似た感じがしました。
ナスと違って花の色は白く、花の大きさも6〜7mmとごく小さいものです。
*2018年11月7日撮影
よく似たアメリカイヌホオズキという外来の植物もあるそうですが、これは在来のイヌホオズキではないかと思います。
ホオズキに似ているけれど役に立たないからイヌホオズキだという解説が、多くの植物図鑑などに載っています。
イヌ〇〇という名前の植物はたくさんあるのですが、役に立たないから「イヌ」がついたとされているのです。
*2018年11月7日撮影
この見解には、犬は役立たずなのかという違和感があります。
最近、高橋勝雄という人の「野草の名前」という著書に「イヌ」は「犬」ではないという記述を発見して、大いに同意しているところです。
「イヌ」は「否(いな)」の意味で、「擬(もどき)」と同義なのだそうです。
イヌホオズキはホオズキに似ているけれどもホオズキではないという意味の「イヌホオズキ」だというわけです。
私はこの説を信じたいと思います。