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*2018年11月12日撮影
秋の深まりとともにチョウやトンボの姿も少なくなってしまいました。
それでも、日当たりの良いところにはキタキチョウやツマグロヒョウモンやキタテハなどが飛んでいます。
今日はキタキチョウです。
私には飛んでいる姿はなかなか撮影できないので、止まっているキタキチョウをごらんください。
キタキチョウは一見、模様なしの黄色いチョウに見えるのですが、こうして写真に撮ってみると、こまかい点々がついていることが分かります。
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*2018年10月13日撮影
先月撮影したキタキチョウ。
もともとは黄色い蝶ということでキチョウと呼ばれていました。
それが詳細な調査の結果、南西諸島に生息するキチョウには別種が含まれることが判明し、そちらをミナミキチョウと呼ぶことになりました。
従来のキチョウは、キタキチョウという名前に変わりました。
2005年ごろのことです。
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*2018年9月28日撮影
9月の写真です。
キタキチョウは表側(背中側)には翅の先に黒い模様があります。
飛んでいるキタキチョウでないと表側は見られないので、この模様を確認するのは難しいことです。
それでこの写真のように、逆光気味の写真で翅を透かして見ることで、黒い模様がそれなりに分かります。
この翅の先端の黒い模様は、秋が深まるとともに消えてしまうということになっています。
それで、一番初めの写真も翅は透けているのに黒い模様が見えません。
不思議なことです。
ちなみに、キタキチョウは雌雄の判別も難しくて、今回の写真も雄なのか雌なのか分かりません。