*2017年9月11日撮影
曇り空の1日でしたが、けっこう暑くなりました。夜は雨模様です。
コスモスの花が咲いていますが、クロマルハナバチの雄の姿を見ることができました。
いろいろな種類のハナバチがいますが、どのハナバチも女王蜂を中心とした小社会を形成して1年間活動します。
雄の蜂が出てくるのは活動の終わりの時期です。
クロマルハナバチの長い1年の活動がまもなく終わるのだと思います。
*2017年9月11日撮影
クロマルハナバチの雄も、金色の毛で飾られて美しい姿をしています。
女王蜂として育てられた雌蜂と出会って交尾することだけを使命として、最後に生まれるのがハナバチの雄です。
交尾を終えた雌蜂は名実ともに女王蜂として、長い冬を耐えて生き抜き、翌年の春巣を作って子供たちを産みます。
子供達の大多数は子供を産まない雌蜂、つまり働き蜂です。
ごく少数の雌蜂が、次の女王蜂候補として特別に育てられます。
女王蜂が産む全ての働き蜂や女王候補蜂の父親は、前年の秋に交尾した雄蜂一匹です。
1年の活動の終わり頃、前年の雄蜂の精子が尽きて、受精しない卵から生まれるのが新しい雄蜂たちです。
雄蜂たちはすぐに巣立って、別の群れの雌蜂を探します。
蜂の命のリレーです。
*2017年9月11日撮影
今日はクロマルハナバチの働き蜂とも出会いました。
この時期なので女王蜂候補の雌とも考えられますが、翅が傷んでいるので、働き蜂だと思います。
全身が黒くて、お尻の先だけが鮮やかな黄色をしています。
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