さんぽで出会う花鳥風月

ひでじいの四季の写真

メドハギ

2017-09-14 22:56:47 | 草花

*2017年9月14日撮影

 秋の花、萩の仲間はたくさんあるのですが、これはちょっと変わった萩です。
 メドハギという草花です。
 こまかな葉がたくさんついて、葉の間に白い花が咲きます。
 白い花の中心部や先端部に、赤紫や紫の色がつきます。





*2017年9月14日撮影

 ひとつの株からたくさんの茎が立ち上がって、場合によってはその茎もこまかく枝分かれします。
 とにかく葉がいっぱい出ます。
 その葉は3出複葉といって、3枚セットで出てきます。
 花は茎あるいは枝の先端近くに咲きます。茎または枝が伸びるにしたがって、先の方に咲き進むというわけです。





*2017年9月9日撮影

 メドハギというのは変な名前ですが、もともとはメドギハギ「筮萩」だったのだとか。
 筮(メドギ)というのは占いに使う筮竹(ゼイチク)のこと。
 メドハギは草ですが、茎は固くしばしば木質化して、竹の代わりに筮竹を作る材料として使われたのだそうです。
 メドギハギが短くなってメドハギになった、と言われています。


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