サンタが我が家にやって来た

朝起きると，枕元の箱に気づいた。

「あっ！サンタさんからのプレゼントだ!!」
俺にとっては多分小学校以来，半世紀ぶりのサンタからのプレゼントだ。
結婚してからも，つれは
「我が家は虚礼廃止ね！だから，お互いにプレゼントしたりしないよ！！」
と宣言していたのだ。それ以来，「プレゼント」とは縁がなかった。
それが，今朝は…。

今年はなぜか，一週間ほど前からクリスマスの雰囲気を醸し出すため，ダイソーで購入した電飾（大袈裟かっ！！）をリビングに施し，夕方になると，スイッチオンしていた。



朝食前，
「おい，サンタが来たで…。」
と俺。
「わたしにも来っちょたよ。」
とつれ。
どうやら，アラサーの娘サンタだったようである。

ラップを開ける。
出てきたものは…。

「ランタン」と充電バッテリー。

電池を入れて，明かりを付けてみる。


「これは，テントの中での明かりになる！！」
はやこと，キャンプに行って使ってみんといけんわ！！

来年もサンタ来るだらか？

十六島海苔つみ

十六島海苔は、グラム１万円を越す高級海苔である。
会長の上司が海苔場を所有しているということで、海苔つみ体験をさせてもらった。
この日、天気はこの時期にしては最高となった。
斜度62°の山道を20分ほど急降すると、海苔場が現れた。

岩の黒っぽいところが海苔である。「宝の山」ならぬ「宝の岩」である。


ときどき来る波に注意しながら、海苔をつむ。

海苔は、岩一面に張り付いている。

１時間ほど黙々と海苔をつむ。
直径20cmのざるが、いっぱいになる。
そのあと、岩にへばりついて乾いた海苔を剥ぎ取る体験もさせてもらった。
なかなかうまく剥ぎ取ることができない。
それでも…。


さあ、これから帰って板海苔にするぞぅ！！

トランスポーター 三江線

つれが、
「三江線乗りたい！」
と言う。
そこで、ゴルフ仲間の近所のおじさん夫婦を誘って４人で出かけた。
積雪と凍結のおそれがあったので、日曜日にタイヤはスタッドレスにチェンジしておいた。
6:00、出発。
三瓶山を越える頃、やはり、雪で白くなっている。
それでも７時前には、粕淵駅に到着。
２分ほど遅れて、列車がホームに入ってくる。

３人を見送り、車で列車を追う。
宇都井駅、8:10到着。


時刻表によると、「宇都井駅8:12発」となっている。
「間に合った！！」
列車の到着を待つ。
１０分、２０分、３０分。
来ない。
代わりに、江津行きの列車が駅を通過する。

「どうなってんの？」
スマホでつれと連絡をとろうとするが、上手くつながらない。
仕方なく、三次駅に向かう。
列車は、20分ほど遅れて三次駅に入ってくる。
「どうしたんだ？」
と聞くと
「いのししが…。」
列車が、いのししとトラブったようである。
さすが三江線！いのししで列車が遅れるとは…。
お土産を買いに、三次ワイナリーへ。
ご婦人方は、おみやげを品定め。
買い物も終わり、次に、一年中、フルーツが収穫できるという「平田農園」へ向かう。
20分ほどで到着。

「さあ、苺狩りをするぞぉ～」
と、受付を探す。お姉さんが出てきて、
「定休日です！」
とすまなそうに教えてくれた。
残念、無念。しっかり調べて来れば良かった。
ワイナリーのお姉さんもお姉さんだ！！
お姉さんに聞いて、来たのに…。
仕方なく、メタセコイヤの並木を写真に撮る。

尾道道で、帰路につく。
道の駅高野で、昼食。
「肉うどん大盛」

美味しく頂きました。
14:00前には、家に着いてしまったのである。