先輩に背中を押されて…

天気は下り坂。
雨がすでに降ってる。
「きょうは、鹿児島観光かなぁ。」
と思いながら、観光計画を練る。

鹿児島では、大学時代の先輩にも再会することにしていた。
観光計画を先輩に伝えると、
「開聞、登らないのかな？」
と返信がきた。
この言葉に、カチン！
「ええぃ、登ってやろうじゃないかぁ！」
観光計画を白紙に戻し、天気予報を確認。
指宿地方、14:00までは、曇りの予報。
登山決定！開聞に向かう。

池田湖のほとりで、開聞を見る。

開聞自慢の円錐形は見られず、5合目から上は、雲に覆われてる。
登山道に行く道からもう一度確認。

やはり、雲に覆われてる。

登山口。

コースタイムが示してある。
若者、2時間30分。
老人、3時間。
「2時間30分」を目指して、9:50、登山開始。
登山道は、すこぶる歩きにくい。
がれ場に、倒木に…。

やっとこさで、5合目。

ここで初めての、開聞からの眺望。

長崎鼻に大隅半島も見える。
眺望は、ここだけ。
あとは、

雲だけが見える。

７合目付近からは大岩も現れ、よじ登っていく。
９合目を過ぎると、こんなとこも。


12:40、頂上着。
強風である。

眺望は、なし。


カロリーメイトをかじって、すぐに下山。
15分ほど下りたところで、メガネがないことに気づく。
そういえば、曇った眼鏡を岩の上に置いたことを思い出す。
「取りに帰るか、ほっとくか！」
取りに帰れば、30分のロスとなってしまう。
雨も降り出したし、これから強くなりそうだし…。

決断。「取りに帰る！」
また、大岩をよじ登る。
でも、一度登ったとこなので見通しがあってそんなに苦にはならんかった。

どんどん雨は強く降り、強風は相変わらずである。
15:44、無事下山完了。
全身、ズブズブである。
ラッキーのことにシャワー完備の施設があり、200円で10分ほどの湯を浴びて汗を流した。

今回第三の目的である先輩と飲むため、鹿児島中央に向かう。
17:34、待ち合わせの駐車場に着く。

…、…、…。
いやぁ、よばれたわぁ！ごっつぉになったわ！
ビールに焼酎に日本酒に…。l

22:15、タクシーでバーデンの待つ駐車場に着く。
スマホを見ると、母ちゃんからお怒りのメールが…。
「おやすみ」
と返信して就寝。

開聞岳に向かう

久住から下りて、まだ日は高い。
次の目的地、開聞岳に向かうことにした。
途中、「大観峰」に立ち寄る。

そこからは、阿蘇の山々が全て見渡せる。

そこまで行く道も周りの景色もさわやかで、気持ちよくバーデンを走らせることができた。

阿蘇の周りは温泉だらけ。
通り道になる「内牧温泉」に立ち寄る。
阿蘇プラザホテルの立ち寄り湯に入る。

この時間は、誰もいなく貸切状態。

露天風呂にも入り、登山の汗を流した。

今夜は阿蘇のどっかの道の駅での宿泊を考えていたが、国道に近くあまり環境がよくない。
それじゃぁということで、九州道にのってPAかSAで宿泊することにした。
ネットで、検索！「九州道で人気のSA」。
一番人気が「宮原SA」。そこに決定。

フードコートとガソリンスタンドは、24時間営業。
トラックも乗用車も多い。しかし、意外と車の中は静かである。

「いきなりステーキ」で、肉を焼くたまらん！匂いが車内に入り込んでくる。
この匂いを肴に、ビールを飲んだ。

母ちゃんに叱られる！ 2

ご老公の案内で、久住山頂を目指す。
9:00、登頂。

山頂にはリンドウの花が、太陽の光を受けて咲いていた。

また、山頂からの眺望も素晴らしい。阿蘇や由布岳も見える。


ここでご老公と固い握手を交わして別れ、おいらは中岳を目指す。
御池の畔を通るコースを選んだ。

頂上間近の岩を登り切り、中岳山頂に立つ。
他には誰もいなく、中岳独り占めである。
後から、何人も来たのであるが…。

九州本土最高峰である。
ちなみに、九州最高峰は宮之浦岳。

天候にも恵まれ、無事下山。
駐車場に帰り、遅い昼飯。


朝は数台しかなかった車は、この頃には満車状態。

さすが、人気の山である。

一人でもちゃぁんと無事に帰って来たので、母ちゃんから
「嘘ついて生きてんじゃねぇよう！！」
とは、言われないだろう。

母ちゃんにしかられる!

そもそも、久住登山を計画したのは「モンベルイベント」だった。
「3日に、登る!」ということだった。
しかし、土曜日(29日)に、
「最少遂行人数に満たないので、中止します。」
という連絡をもらっていた。
しかし、周りの人間にも
「九重行くけん！」
と、大宣言していたので、引くにひかれず…。
だから、母ちゃんには中止のことは黙って出かけたのである。
(母ちゃんごめん！！」

ということで、3:00起床。
天気も良好のようである。
駐車場にも何台か車が止まっていたので、
「おいら一人ということはない。誰かいるだろう…。」

6:11、日の出とともに登山開始。

コンクリートで固められた登山道を歩く。

これがなかなか急登で、息が切れる。

最初の休憩で、紳士に声をかける。
この紳士も、久住を目指しているようだ。
「よっしゃ！！」
と、お供を申し出る。

彼は83歳、70歳位から登山を始めたらしい。
おいらは彼を心の中で、「ご老公」と呼んでいた。
おいらは、「すけ、かく」状態である。

しかし、おいらが「すけ・かく」でありながら、案内は「ご老公」が…。

登山道には、リンドウが光を待ってる。


「ご老公」」はどんどん進んで行かれる。

ガレ場も、慎重に一歩ずつ進んで行かれる。


もう寝んたくなった、続きはまた次回…。
おやすみ…、zzz…。

九州縦断 on バーデン

8:10出発。
川本経由で、瑞穂ICより浜田道に入る。
12時前、鹿野で昼食とする。

注文したのは、長州どり唐揚げ定食。

外はサクサク、しかし、かじると肉汁がジュワーと出ない。冷凍か？揚げすぎか？

3時過ぎ、道の駅「湯布院」に立ち寄る。

ここで、今夜の焼酎とつまみをゲット！

やまなみハイウエイ、モンベルクラブスタンプラリーのスタンプを押してもらおうと、
モンベル長者原にとうちゃこ。

張り切って、靴を買ったのに、スタンプ押してもらえんだった。
フレンドリーショップは、押されんだって。ざんねん😹

近くの店でアンパンとカップヌードルを買って、牧ノ戸峠へ。
17:00前にとうちゃこ。

標高1330mだって…。

明日出発する登山口。

楽しみだわぁ！
お天道様、よろしく。

宴じゃぁ！


おやすみなさいなさいませ。