🍀般若心経の解説🍀3
🌸🌸「色不異空(しきふいくう)」🌸🌸
「色不異空」は、
「色(しき)🌸は空(くう)☁️に異(こと)ならず」と読み下します。
色🌸は空☁️と同じだ、という意味🍀です。
後に
「色即是空(しきそくぜくう)」という四文字🌸が出てきますが、
意味はまったく同じだと考えてよいでしょう。😄
さて、
「色」ですが、
一般には、
「いろ」と読まれますので、
「いろごと」とか、
とかく艶っぽい💏意味🍀にとられがちですが、
あくまでも、
そのもとの意味は
「いろかたちあるもの🗻」です。
あらゆる物事、
つまり目👀で見られるもの、
手✋で触れられるものを指します。
家🏠だとか、自動車🚙とか、
お金💰や宝石💍、
わたしたちの身体も「色🌸」に含まれます。
俳聖・芭蕉は、奥羽地方を旅したおり、
"夏草や 兵どもが 夢の跡"
という句を残しました。🎵
平泉一帯は、かつて藤原氏三代🎵にわたって、栄華👑を誇っていました。
麗しい堂宇(どうう)がたちならび、
立派な館🏯が軒をきそい、
道ゆく人々のにぎわい💗があったはずです。
しかし、芭蕉が訪れたときには、
ただ夏草🌱が生いしげっているだけでした。
私はインドや仏教と関わっていますので、
しばしばインドの仏跡地を訪ねます。
ルンビニーとか、祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)、王舎城(おうしゃじょう)にたたずみますと、
かつては大伽藍🏰や、仏塔・町並みがあったはずなのに、
今は、その礎石しか残っていません。
王舎城(ラージギル)は、かつて強大を誇ったマガダ国の首都🚩でしたが、
今は、背の低い木々が一面に広がっているのみです。
霊鷲山(りょうじゅせん)から見下ろす光景は、
まさに「夏草や 兵どもが 夢の跡」をほうふつさせました。
あらゆるものは、
たとえ100年、200年と続いたとしても、
千年、万年も経てば、
また消え失せてしまいます。☁️☁️
「色は空に異ならず」、
つまり「色不異空」をひとまず、
私たちは、このように理解することにしましょう。😄🎵
(「あなただけの般若心経」より)
🌸🌸「色不異空(しきふいくう)」🌸🌸
「色不異空」は、
「色(しき)🌸は空(くう)☁️に異(こと)ならず」と読み下します。
色🌸は空☁️と同じだ、という意味🍀です。
後に
「色即是空(しきそくぜくう)」という四文字🌸が出てきますが、
意味はまったく同じだと考えてよいでしょう。😄
さて、
「色」ですが、
一般には、
「いろ」と読まれますので、
「いろごと」とか、
とかく艶っぽい💏意味🍀にとられがちですが、
あくまでも、
そのもとの意味は
「いろかたちあるもの🗻」です。
あらゆる物事、
つまり目👀で見られるもの、
手✋で触れられるものを指します。
家🏠だとか、自動車🚙とか、
お金💰や宝石💍、
わたしたちの身体も「色🌸」に含まれます。
俳聖・芭蕉は、奥羽地方を旅したおり、
"夏草や 兵どもが 夢の跡"
という句を残しました。🎵
平泉一帯は、かつて藤原氏三代🎵にわたって、栄華👑を誇っていました。
麗しい堂宇(どうう)がたちならび、
立派な館🏯が軒をきそい、
道ゆく人々のにぎわい💗があったはずです。
しかし、芭蕉が訪れたときには、
ただ夏草🌱が生いしげっているだけでした。
私はインドや仏教と関わっていますので、
しばしばインドの仏跡地を訪ねます。
ルンビニーとか、祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)、王舎城(おうしゃじょう)にたたずみますと、
かつては大伽藍🏰や、仏塔・町並みがあったはずなのに、
今は、その礎石しか残っていません。
王舎城(ラージギル)は、かつて強大を誇ったマガダ国の首都🚩でしたが、
今は、背の低い木々が一面に広がっているのみです。
霊鷲山(りょうじゅせん)から見下ろす光景は、
まさに「夏草や 兵どもが 夢の跡」をほうふつさせました。
あらゆるものは、
たとえ100年、200年と続いたとしても、
千年、万年も経てば、
また消え失せてしまいます。☁️☁️
「色は空に異ならず」、
つまり「色不異空」をひとまず、
私たちは、このように理解することにしましょう。😄🎵
(「あなただけの般若心経」より)