さいきんの流星光
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僕は漫画をシャーペンで描くので、シャーペン選びにはうるさい。
ものすごい種類のシャーペンが市販されているが、
僕が愛用しているのは、本場・飛騨高山で90歳の職人が
精魂込めて作ったシャーペン「虹の里」だ。

嘘です。すいません。

問題はグリップ。
いろいろ試してみたけど、一番気に入ったのはパイロットの「S-10」。
金属のグリップに細かい格子模様の溝が彫ってあるやつだ。
それか、ステッドラーの製図用シャーペン。
これもグリップは金属製で、細かい溝が彫ってある。
「金属製+細かい溝」は、僕のお気に入りの条件らしい。
とにかくこのグリップは、くっつき過ぎず離れ過ぎず、
ごく自然に指になじむ感じで調度いい。

良くないのがゴムのグリップだ。
表面にすべすべ感のあるゴムならまだ良いんだけど、
滑らないためなのか、指にピタッとくっつくタイプのゴムは最悪だ。
長時間握っていると、手の脂でヌルヌルになって気持ちが悪い。
このタイプが意外と多いから困ったもんだ。
どこかの会社が開発したと知るや、右にならえで真似するから
こういう事になる。

「消費者の気持ち製作者知らず」とでも投書してやろうか。

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