小島伸幸とは、98年フランスW杯の時に
三番目の控えGK(ゴールキーパー)として日本代表入りしていた選手だ。
当時32歳くらいだったかな?
ワールドカップが始まる前、僕は小学館から
サッカー日本代表の漫画の依頼を受け、いろいろ資料を調べていたので
そこだけ詳しくなったのだ。
その小島伸幸が昨日の朝日新聞の「ひと」という記事に取り上げられていた。
「 ザスパ草津 」という草津のサッカーチームを
3年がかりでJ2に昇格させた立役者であるということだ。
J2に昇格ってことは、その前は更に下にいたってことだ。
日本代表までやった人が年収400万円という僕とそんなに変わらない収入で耐え、
3年間選手とGKコーチの二役をこなしてきたのはすごい。
本当にサッカーが好きでないと出来ないことだと思う。
当時、僕の漫画の主人公になっていただいたときは、
日本代表を陰で支える「縁の下の力持ち」的な役割を果たす
ちょっと歳のいった控えGKという描き方をさせてもらった。
僕の力不足から、中途半端な作品になってしまったけど。
いまもし小学館から、現在の小島伸幸を主人公にして漫画を描いて欲しい
という依頼があったら、僕は喜んで引き受ける。
あの頃より数倍面白い作品になるだろう。
今の彼の生き方は、当時に負けないくらい面白そうだ。
なんつって…、小学館から依頼がきたら
どんな漫画だって引き受けるけどネ。実際問題として…。
スイマセン。 ペコリ
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