すばらしい秋晴れの一日。
みんな仕事をしているんだろうな。
ひとりで幸せを満喫して、すいません。
この10ヶ月間、試験勉強をするという名目で、
仕事もせずぶらぶらと遊んでいた。
家事はちゃんとやってたけど。
要するに主夫だった。
炊事洗濯を主にやった。
掃除もたまにやった。
それでも、今日みたいなスバラシイ天気の日は、
空を見上げ、顔で風を受けながら散歩したりした。
自分は何をすべきか。
自分に出来ることは何か。
やりたいこと、描きたい漫画を描くためにはどうすればいいか。
そんなこと、少しも考えなる必要はないと思った。
今日、天気がよく、スバラシイ一日であるということ。
そこに存在していられることに満足する。
そういう気持ちを発見した。
いよいよ今月の24日に試験がある。
どうなるかわからないが、この10ヶ月は非常に有意義な時間だった。
僕の生涯の中でも、大きな意味のある10ヶ月となった。
もし不合格だったら、
まわりの人は言うだろう。
「仕事まで休んで、無駄な時間を過ごした」
「しょせん無理だった」
「そんな甘いもんじゃない」
「漫画の持込でもしていた方がよかった」
言いたければ言えばいい。
やった人間にしか解らないことがある。
立ち止まった人間にしか見ることのできない風景がある。
僕の中には心の動きの川が流れている。
合格でも不合格でも、流れは変わらない。
不合格なら、仕事をしながらもう1年勉強する。
合格でも予定は変わらず、漫画業界復帰に向けて進む。
1月には、何も変わらず、一つ年をとって38歳になる。
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