サメを生物兵器化

米海軍水中戦争センター（ロードアイランド州ニューポート）がサメを「情報収集兵器」に使う研究を行い、実用に近づいていることが分かった。先月末、ハワイであった米地球物理学連合（ＡＧＵ）海洋科学学会で研究者が明らかにした。
【サメ操縦し情報収集　米軍「新兵器」実用近づく】

人間って戦争のためだったらどんな動物でも利用する嫌な生き物です。古くは犬を忍者犬に使ったり、戦争で爆弾を持たせて特攻させたり、海の中ではイルカを使って潜水艦や艦船を攻撃させたり・・・そして今度はサメ。泳ぎが早いし嗅覚も鋭い、海の中で自由に動き回れるサメの行動能力はそのままでも十分脅威です。

以前イルカを実践に投入した時は敵味方関係なく攻撃して失敗したようですが、今度はコバンザメのような装置を着けてある程度サメをコントロールする。また、自律型のコンピュータチップを埋め込んでサメが感知した情報をフィードバックして戦術に利用するようです。

サメでこの実験が成功して、倫理を無視すれば人間にもチップを埋め込んでおくと、記憶をたどらなくてもそのチップからどんな事があったのか同じように情報を取り出せるようになってしまうでしょう。