雨の中奥祖谷に着いた。西祖谷のかずら橋よりも1時間ほど走った山奥にある秘境の奥祖谷。人混みを避けたつもりでここまで来たのに予想以上に人が多い。
奥祖谷には下流から男橋(おばし)、女橋(めばし)と二つのかずら橋が掛っている。
大きい男橋を渡ってみると結構どっしりしていて思ったほど揺れない。でも、板の隙間が大きいので気を付けないと隙間にはまってしまいそうになる。川からの高さは大した事が無いので隙間を覗き込んでも足がすくむほどでもなかった。
しかし、女橋の方はこじんまりしているので油断して同じ感覚で渡ると予想外に揺れてちょっとびっくりしてしまった^^;
あと奥祖谷には川を渡るための人力籠「野猿」も楽しめる。
誰も乗っていないと川の真ん中で止まるほどなので軽いモノだと思い乗り込んだ。でも、片手で動画を撮りながら操ると始めは軽々と川の真ん中まで行くが、後半は岸に近づくほど登りになっているのでかなり力がいる。着く頃にはハァハァと息が切れそうになってしまった。
落ち武者伝説があるこの地で敵から逃げるため、簡単に落とせるかずら橋や野猿を体験した事で伝説は本当にあったのかもと思えるようになった。
★奥祖谷二重かずら橋(三好市)
★「徳島ツーリングキャンプ」まとめ