日時:2022年10月1日 14:00〜:17:30
天候:晴れ 気温:半袖で汗をかく
標高:約940〜1200m
昨日はTさんの案内で初秋の高山帯に行ってきました。
標高の高いところでは紅葉も始まっていましたが
少し動くだけでも汗をかく10月最初の午後でした。
↓ 天気の良い日は活動個体が見られる(アカアシ・キイロスズメバチ)
↓ 大アゴで樹皮を傷つけるアカアシのオスと、過去の食み痕
↓ 大アゴ先端のギザギザで樹皮に傷を付け、吸汁する(アカアシ)
↓ 食み痕 この派手さは居付いたヒメオオの仕業
↓ ヒメオオの小型ペア落下
↓ 珍しくバッコウヤナギに付くアカアシ
↓ 危うく見失うところ! ヒメオオのオス
↓ バッコウヤナギの高所に大きいオス発見(ペア)
⇩ ⇩ 久しぶりの50㎜越え、メスは普通サイズ
⇩ ⇩ ピンぼけてしまったが、ガチ詰めで52㎜はある 当日最大
↓ 隣の枝にオスが、落ちないので降りてくるのを待った
⇩ ⇩ 体格の良い中型
↓ 根元で発見
⇩ ⇩ まあまあ大きく重いメス
↓ リリース前の記念写真 アカアシは発見放置
↓ 高山では必ず探す産卵痕(場所からしてコルリクワガタと思われる)
夜のアカアシクワガタ
当夜は1時間半ほど灯火もしました。
日時:2022年10月1日 18:40〜:20:30
天候:晴れ 気温:10度前後
標高:約940m
↓ 昼間の気温とは打って変わり、急激に冷え込み最終9度
↓ 今峰ライト点灯 18:40〜20:30
気温の冷え込みと風もあり昆虫の飛来はほとんどありませんでしたが
大型の蛾と、アカアシクワガタのメスが1頭飛んできました。
周辺のヤナギにはアカアシクワガタが複数付いているのを確認していましたが
この気温で飛来があるとは思っていませんでした。
これは、私が経験したクワガタ飛来の最低気温です。
↓ 10度でも飛来したアカアシのメスは、かなりえらい!
↓ ヤママユと、クロウスタビ
↓ ムクゲコノハと、クヌギカレハ
灯火をしながら日中に見たヤナギ群生を探索すると
日中と同数に近い個体が樹液を吸汁していたり、枝に静止していました。
気温は10度ほどで、ヒメオオクワガタ含め
活動可能な限界温度はこの辺りにあると思います。
昼間に活動していた多くの個体は夜間の冷え込みで次第に動きが緩慢になり
そのまま朝を迎え、気温の上昇とともに再び活動が活発になる。
特にこの時期は、そんなことが繰り返されているように思います。
↓ 吸汁するアカアシクワガタのメス 気温は10度ほど(19:48)
↓ こちらも吸汁中(19:52)
↓ 静止するオス(19:50〜20:32)
10月初めの好天に藪漕ぎで大きなヒメオオクワガタが発見できました。
この他に大きいであったろう個体と、数頭の取り逃がしもありました。
そして、低温下に於いてアカアシクワガタ飛来もあり、とても良い経験ができました。
Tさん案内ありがとうございました。そして、遅くまでお疲れ様でした。
Yさん、蛾の同定いつもありがとうございます。
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