2018年2月25日
季節はまだ冬ですが
少しずつ春の気配を
感じられるようになりました。
今日は、ヒメオオクワガタ2亜種の
休眠覚醒を計りました。
1種は昨年鳥取県で採取したヒメオオクワガタで
もう1種はキュウシュウヒメオオクワガタです。
↓ 基亜種ヒメオオクワガタ
↓ キュウシュウヒメオオクワガタ
どちらの種も
昨シーズンに摂食~交尾を済ませた個体なので
通常ならこの春~初夏にかけて
産卵の期待が持てます。
↓ 底部で休眠していたヒメオオクワガタ
↓ 硬直状態
↓ 休眠中のキュウシュウヒメオオクワガタ
↑ 穴を掘って休眠
↓ 材は齧っていなかった
休眠ケースから取り出した個体は
全て硬直状態にあり活動はしていませんが
ヒメオオクワタの方がキュウシュウより
幾分ほぐれた感じがしました。
↓ 大きいほうがキュウシュウヒメオオクワガタ
セットの方法はごくシンプルで
容器底部にマットを硬く詰め
朽ち木をのせてマットで埋めただけです。
↓ そのままでも使えるマットに加水
産卵木・質等については諸説あるようですが
私の経験では市販のクヌギ・コナラ
またエノキでも産卵しましたので
今回も手元にある朽ち木を利用します。
使用した朽ち木は先日山で拾った
クヌギとシイの白枯れ材で
どちらも生息地にはない樹種ですが
適度な柔らかさと水分があり
試してみるのも面白いです。
↓ 念のため15分ほど加水
↓ クヌギ天然朽ち木をヒメオオに
↓ シイ天然朽ち木をキュウシュウヒメオオに
セットができたら昆虫ゼリーと生体を入れ
18~22度くらいの温室で管理します。
今回はそれぞれペアでケースに入れました。
↓ 左:ヒメオオ 右:キュウシュウヒメオオ
このまま休眠覚醒し
産卵を始めれば想定通り。
6月頃までに産まなければ想定外。
そうなると今年の産卵はあまり期待できません。
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