見出しの画像は、数年前に撮った養蜂風景です。
↓こちらは今日見つけたスズメバチのものと思われる初期の巣。
恐らく春に女王が作ったものの何らかの理由で空き家になっのではないかと思います。
大きさは直径10㎝位です。
毎年これからの時期スズメハチに刺される被害が増えてきます。
その被害の中で最も多いとされるのがキイロスズメバチによる殺傷です。
キイロスズメバチは、自然の少ない都市部でも見ることがあり
捨てられた缶などに残る飲料も餌とする高い環境適応能力の持ち主ですが
キイロスズメバチの巣はオオスズメバチに襲われることがあり
一旦襲われた巣は壊滅してしまうことも珍しくありません。
そういった自然の摂理でうまくバランンが取れているのも事実です。
今日、ハチの標本が一つ増えました。
キイロスズメバチの展翅、針がいっぱいです。
御世辞にも綺麗な展翅ではありませんが、慎重にしました。
沢山の針に閉じ込められたその姿を見ると残酷に感じる方もいるかもしれませんが
貴重な野外生体、その時そこに存在した証を残します。
野生の情報を封じ込めます。
この個体は、西宮市内で採集された個体です。
お尻の先端をピンセットで挟んでも針がなかなか出てこないので
もしかして♂かな?
この時期に♂が出てくるのかはよくわかりませんが
大きさからして♀のような♀であってほしいような。
これでオオスズメバチ・ヒメスズメバチ・モンスズメバチ
キイロスズメバチ・コガタスズメバチの収集ができました。
後はチャイロスズメバチ・クロスズメバチです。
チャイロスズメバチは、樹液にも飛来するそうなので
来年の初夏には何とかしたいと思います。
↓ キイロスズメバチ
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