*現在、オキナワマルバネは
国内希少野生動植物種に指定されており
例外を除いて、譲渡や売買・採集等はできません。
昨年晩秋~今年の初夏に蛹室を作った個体が這い出してきたので掘出しをしました。
↓ 蛹化の準備 2018年4月18日撮影
殆どの個体は見えないところで蛹室を作りますが、2頭は見える場所で作成しました。
↓ 2年1化:2018年6月12日前蛹
⇓ 6月18日 メス蛹化
⇓ 蛹室
⇓ 蛹の期間は26日でした(メス)
↓ こちらは3年1化(2018年6月28日撮影)
↓ 2年1化(2018年6月28日羽化)
↓ 水分多目のマットからは・・・
↓ 今年は死亡する個体が多かった
↓ 羽化後に死亡
↓ 這い出し組
↓ 56mm程の中~大歯型
↓ 掘り出し組の殆どがテネラル後半
↓ プリンカップで保管
↓ すぐ喧嘩をする
私のところでは幼虫時の体重が21~22gあれば大歯型の期待が持てます。
今日の掘り出しで健全なオスの最大は62mm台、メスは51mm台でした。
昨年羽化すると見込んでいた産地Aが3年1化になってしまい
今年は産地B・Cの2年1化群とかぶりました。
なかなか思うようにはいきません。
↓ これは3年1化になりそう
↓ 使えそうなマットは取り置き
↓ 二日にわたる作業終了!
産卵セット
得られた新成虫はテネラル後半、若しくは活動開始個体ですが
羽化からどのくらい経過しているのか判らないので
3系統それぞれのめぼしい雌雄を近づけてみたところ、2系統が交尾を済ませました。
↓ 2回目の交尾で精嚢排出
↓ 産卵セット(底部硬詰め)
産卵セットに使用したマットは去年の使い回しです。
採卵数は、管理能力と相談しながら3つの系統を絶やさない程度で良しとしますが
今年のような高死亡率(約40%)では不安が残ります。
次期は、最後のマット追加で水分調整をうまくしないと同じことになりかねます。
↓ 羽化後に死亡していた(これが一番大きかった)
あっ! それ以前に産んでくれるかどうか? でした。
このマットならいけると思っても産まないこともあります。
” 絶やしてしまえば、それで終わり ” それだけは避けたいものです。
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ご無沙汰しております。
オキナワマルバネ、次世代へつなげそうですね。
写真のように沢山並べてみるだけでもテンション上がります。
ウチでは今年は少し羽化ズレもあって、メスの活動待ちの状態です。アマミは最近メスが数頭這い出てきましたので大丈夫だと思います。
私は活動後の独特な匂いで交配が可能かの判断をしてます。土繭を作成する時から水分を絞らないと、特に多頭飼育ではどのマルバネも悲惨な状況になり、何度も泣かされました。
でも、毎回、羽化して出てきたマルバネをみると嬉しいですね。続けられる間は大切に累代しましょう。
ご無沙汰しています。
やっぱり最後の水分調整は大事ですね!
大失敗しました。
ブログ用に写真を撮るのに沢山並べてみたのですが喧嘩がすごく、どうしようもない状態になりました。
その後、セットは組んだのですが、3産地ともまだ産んでいません。
メスは、あまり動いていませんし、あの独特な臭いもまだしません。
いつものことですが、ちょっと不安な気もしています。
アママルは経験がなく、飼育したい種です。
もうすぐチャマルのシーズンになりますね。
去年の幼虫は調子に乗ってマットテストで沢山死にましたが、何とか継続はできそうです。
今年は昨年の反省も踏まえ、採卵~飼育に頑張ってみます。
2度目のコメント失礼します。
チャマル、うちもだいぶ減り来年羽化予定の幼虫は10頭もいないと思います。今年は去年羽化せずずっと繭のままの個体が数頭いますが、なんとも言えない状態です。
アマミは先にセット組んだメスが産みはじめております。まだあと1、2セット組めそうなので多く採れましたらお伝えします。飼育に余裕がある際にはお声かけ頂きましたら安定した後に差し上げます。
オキナワはなんとか間に合ったか、ペアリングは一回行いました。では、また。
チャマル若齢幼虫は繊細で難しいですね。
昨年いわれていた繭がそのままなんですね。
秋に元気よく這い出してきたらいいですね。
アママルは生きた実物を見たことがないので本当に飼育したいです。
お声かけ、ありがとうございます。