*現在、オキナワマルバネは
国内希少野生動植物種に指定されており
例外を除いて、譲渡や売買・採集等はできません。
*タイトルにNo.がある記事は、カテゴリから入ると飼育過程等が繋がります。
2019年3月18日、昨年秋に採卵したオキナワマルバネの掘り出しを行いました。
オキナワマルバネは全部で3系統おり
採卵は管理できる範囲で終了したため全体数は大くありません。
温室飼育の難点
温室での管理は乾燥が激しいのが難点です。
そのため霧吹きを何度かしていたのですが追いついていなかったようです。
マットは全体に乾燥気味で採卵数に対して
実際に出てきた幼虫は3割ほど少ないくなっていました。
温室の棚は、一段追加していますので思いのほか多く収容できますが
ヒーターに近い最下部の棚はその熱の影響を受けやすく
マットの渇きが激しくなるので段ボール等を敷いて多少和らげています。
また、ある程度湿度が保たれたマットの幼虫はほとんどが2齢出あったのに対し
乾燥気味の容器(マット)から出て来たのは初齢が主でした。
やはり、水分は幼虫の成長に影響を与えるようです。
↓ よく育った2齢
↓ 一部はもとの容器のままで多頭飼育
これで今年も何とか3系統残せそうですが
この種は繊細でなめてかかると全滅しかねません。
↓ 次期採卵用マットも確保
おまけ
停滞していた生体の小屋移動も終えました。
↓ フィギア也!
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