*現在、オキナワマルバネは国内希少野生動植物種に指定されており
例外を除いて、譲渡や売買・採取等はできません。
3月を目の前にして、少し寒さが緩んできました。
今日は、2015年生れのオキマル終齢幼虫の餌追加を行いました。
2年1化の場合はこれが最後の餌追加(交換)になり
春から初夏にかけての蛹室作りの助けでもあります。
追加するマットは、2週間前に水分をやや多目で調整して寝かせておいたものです。
↓ 追加したのはふるいにかけた黒いマット100%
体重の変化
2015年生まれは産地Aのみで、飼育してしてきたのは11です。
11月の体重⇒2月の体重(増減g)
①終齢初期 ⇒12g
②終齢初期 ⇒14g
③終齢初期 ⇒18g
④終齢初期 ⇒18g
⑤ 14g ⇒19g(+5g)
⑥ 16g ⇒18g(+2g)
⑦ 16g ⇒19g(+3g)
⑧ 17g ⇒20g(+3g)
⑨ 18g ⇒19g(+1g)
⑩ 18g ⇒20g(+2g)
⑪ 19g ⇒20g(+1g)
以上、どんぐりの背比べでした。
実際に掘り出してみるとマットは思ったより乾燥しており
水分やや多めの追加用マットがそれを補ってくれそうです。
計測では11頭中最も重かったのが20gで11月からさほど増えていませんが
どの個体もまだ蛹室を作るほどには成熟していません。
また、①②等はまだ若いので3年1化になる可能性があり
さほど大きくならないかもしれません。
こういうのはブリードの対象から外します。
これからの管理は、今しばらく17~20度くらいをキープして
GW以降の蛹化を狙います。
3月はすぐそこにとはいえ、作業する場所は屋外で温度は12度ほど。
温室とは6度以上の差があるため、急げ!急げ!と言い聞かすほどに手袋が脱げません。
ジャストフィットの嫌なところです。
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