★星空日記コリメート風goo★

星や旅などの話題を「ひらい」が札幌から発信。2010年開設。2022年7月にteacupからgooへ引越しました。

昇降支柱の組立3

2014-08-21 07:00:00 | 望遠鏡昇降支柱
 2014年8月19日の記事【昇降支柱の組立2】の続きです。

 組み立て中断していた昇降支柱を完成させるため、知人のT.O.さんと息子と私の3人で、残りの組立作業を8月20日(水)10時半から行いました。

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 前回の組み立て時に挿入した内筒を引き抜き、外筒同士をつなぐ連結板を取り付けています。

 無事、連結板を取り付け、内筒を元通りに挿入。


 お次は30D赤道儀の組み立てです。

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 画面左の床に転がっているのは30D赤道儀の極軸部分。
 3人がかりで屋上に運び上げました。

 「ひらいさん、これ重さどれぐらいですか?」 とT.O.さん。
 「確か40kgぐらいだったかな」 と返答。
 運び上げる途中、T.O.さんから 「ずいぶんと重いですよ。3人でもキツイっす」 と言われ、重さを測ってみると70kgもありました。
 「嘘つき~」 と2人から揶揄されました。(汗)

 あまりに重く、3人がかりで持ち上げたので、極軸部を運んだときの画像はありません。
 なお、昇降支柱の上部が汚れているように見えるのは、グリースを塗布したからです。


 31230712
 重さ42kgの赤緯部を2人で運び上げているところ。
 ヨイショ! ヨイショ!

 31230714
 ようやく組み立てが終わった昇降支柱と30D赤道儀です。膝立ち状態で記念撮影。
 1個12kgのバランスウエイトを3個付けたので、30D赤道儀の総重量は148kgになりました。


 この日は、赤道儀に口径15cmの屈折望遠鏡を載せるはずでしたが、用意したプレートが考慮ミスのため望遠鏡の取り付けができませんでした。いつものことだけど詰めが甘いなあ~。
 望遠鏡が取り付けられて完成した姿を撮影したいと手伝ってくれたT.O.さん、ゴメンね。

 電動シリンダーの制御回路を仮配線していることを除けば、これで昇降支柱の組み立ては完了です。15時で作業終了。作業した3人とも、重労働でヘロヘロになりました。


 なお、体を酷使したこの日の夜、どうしても行きたい場所があったので再度外出。その様子は次回のブログで。


【8月21日9時:画像追加】
 T.O.さんの Facebook から拝借した、組立直後の画像です。

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昇降支柱の組立2

2014-08-19 07:00:00 | 望遠鏡昇降支柱
 2014年8月17日の記事【昇降支柱の組立1】の続きです。

 8月16日(土)の段階では、昇降支柱の組み立てが途中で終了。それでも昇降機能だけは確保できました。

   
 一番縮めて撮影 31230700RS    最大限伸ばして撮影 3120699RS
 可動距離は60cmです。
 これで、開閉屋根による望遠鏡の死角がかなり減らせます。

 また、これまで設置していた望遠鏡の三脚が邪魔して、その部分だけ貼れなかったタイルカーペットを、今回の支柱化で全面貼りすることができ、床の有効面積が増えました。
 三脚を足で蹴飛ばして極軸がずれることもなくなり、これでスッキリです。


 31230701
 24cm×34cmの外筒と20cm×20cmの内筒の位置関係がよくわかるよう上から撮影。
 電動シリンダー(中央)を内蔵し、外筒に固定したガイドローラー16個で内筒を挟む構造です。
 画像の上下にある4個の黒いノブは内筒を固定するクランプで、微振動を避けるためのもの。昇降させた後に合計8個のノブで固定します。


 この後の作業は、ガイドローラーの微調整と外筒を側面でつなぐ連結板の固定、30D赤道儀の搭載、15cm屈折望遠鏡の搭載が残っています。
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昇降支柱の組立1

2014-08-17 07:00:00 | 望遠鏡昇降支柱
 2014年8月15日の記事【昇降支柱の組立前夜】の続きです。

 8月16日(土)の午後に知人2人と息子の協力を得て、昇降支柱の組み立てを4人で行いました。

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 チェーンブロックを使い、6段目の固定支柱を開口部へ降ろしているところです。

 作業時間は14時から3時間程度、作業終了は17時を予定していましたが、予想外の出来事があり、17時を過ぎても作業が終了しません。
 用事がある息子は17時で、T.H.さんは18時半で作業終了。

 残ってもらったT.O.さんと2人で作業を続けましたが、19時を過ぎても組立完了には至りませんでした。

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 19時20分過ぎ、本日の作業はここまで、と2人で記念撮影。
 2人の間にあるのは昇降支柱。予定ではこの支柱の上に30D赤道儀と15cm屈折望遠鏡を載せるはずでした。
 ああ、疲れた。力を貸してくれた皆さんに感謝。

 残りの組立作業は日を改めて行う予定です。その様子は 「昇降支柱の組立2」 として近日中に公開予定。
 昇降可能になった様子は 「昇降支柱の組立2」 として8月19日にブログ掲載し、完成の様子は 2回目の作業後に 「昇降支柱の組立3」 としてブログ掲載の予定です。


 組立作業の後片付けをいったん中断し、さっとシャワーを浴び、21時ごろに高校同期会の二次会へ駆けつけました。
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 お開き前に記念撮影。(全員からブログ顔出しOKの承諾を得ています)
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昇降支柱の組立前夜

2014-08-15 23:00:00 | 望遠鏡昇降支柱
 2014年8月13日の記事【昇降装置の電気配線】の続きです。

 8月14日(木)から15日(金)にかけ、昇降支柱を組み立てるための準備を行いました。

 まず、組み立て手順書を作成。
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 部品点数が多く、重量物運搬のため数名のお手伝いを頼んでいることから、作業の流れを全員で確認し共通理解するためのものです。

 お次は、手順書に示した部品番号をシールに書いて各部品に貼り、運搬順序を明確にすることで屋上の狭い空間でも組立作業がしやすいようにしました。
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 なお、組み立てする部品ごとに必要なボルトやナット類をそれぞれ小さなダンボール箱にまとめてあります。

 3番目は、重量物を吊り下げるチェーンブロックを支える木材を加工しました。ここで正午になり、終戦記念日の黙祷。

 最後は、昇降装置の動力である電動シリンダーの動作確認です。
 電気工事士の資格を持つ知人のアドバイスをもらい、仮配線で電動シリンダーを床に置き動作テストを行ったところ、無事作動しました。
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 一番短くした状態です。

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 30cmほど伸ばした状態。あと30cm、合計60cm伸ばすことができます。最短から最長になるまで要する時間は約4分でした。

 この電動シリンダーを購入したのは2012年6月なので、実に2年2ヶ月経過して動作確認できたことになります。駆動音は意外に静かでした。

 
 さあ、これで組み立て前の準備が完了。
 16日(土)14時から4人で組み立て作業を行います。
 詰めが甘い私ですが、うまく組み立てできるでしょうか。設計ミス、加工ミス、考慮ミスがないように祈っています。
 組立結果は、次回8月17日にブログアップする予定です。
コメント (2)
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昇降装置の電気配線

2014-08-13 07:00:00 | 望遠鏡昇降支柱
 2014年8月11日の記事【支柱の塗装2回目】の続きです。

 8月10日(日)に引き続き、12日(火)に昇降支柱の3回目の塗装を行いました。午前中で塗装作業は完了です。
 ほっとしたのも束の間、午後から支柱を上下させる電動シリンダー用の電気部品を買い求め、配線に取りかかりました。

 電気配線が苦手なので、電気の資格を持つ知人に教えを請い、取り合えず組立て時に必要な最低限の動作ができるよう、電気の仮配線の作業を始めました。
 
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 電動シリンダー(画面上)で支柱を昇降させるため、木板に電気部品を仮配置してみました。
 左)端子台、上)コンデンサー、中)ヒューズケース、下)トグルスィッチ
 なお、この電動シリンダーは最大600kgまでの重量物を60cm昇降させることができます。

 残念ながら、電気配線は12日の夜までに完成しませんでした。
 13日(水)は別件で用事があるため残りの作業は14日(木)に行い、16日(土)の昇降支柱組立てに備えます。

 12日の作業を終え、実家から月齢16.6のお月様に見守られ、23時に帰宅。
 そういえば、44時間前は今年で一番大きな満月。
 13日未明にはペルセウス座流星群の出現のピーク。
 母校天文部の合宿もあったのに、星見の余裕がなく工作に集中していました。天体を見るために昇降支柱を作っているのですが、本末転倒状態が少し悔しい。
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