前回のブログ記事 【 すばるを昼間に見る(2回目=2025年1月26日) 】からの続きです。
札幌は2月8日(土)の午後から青空が見え始め、15時過ぎから自宅屋上の望遠鏡をスタンバイさせました。すばるを昼間に見る1回目と2回目は口径15cm屈折望遠鏡を使いましたが、今回の3回目は口径40cm反射望遠鏡を使用しました。

まず、ピント合わせのため望遠鏡を目盛環を使い木星に向けました。左上は月齢10の月です。西側の太陽は厚い雲に隠されています。

スマホで撮影した日の入り1時間前の昼間の木星です。雲が近づいてきたため、木星の衛星を確認することなく望遠鏡を「すばる」の中で一番明るいアルキオーネに向けます。
口径40cm100倍だとスカイグローフィルタを使ってもなかなかアルキオーネを眼視確認できません。見えない原因としては、
❶ 反射望遠鏡の副鏡による遮蔽が青空の明るさによる瞳孔縮小の影響を受けやすいこと
❷ 反射望遠鏡のコントラスト低下の影響を受けやすいこと
❸ 低倍率だと青空が明るすぎてしまい恒星の輝きが埋もれてしまうこと
❹ 筒内気流の影響を受けやすいこと
などが挙げられます。
そこで倍率を200倍に上げたところ、アルキオーネが難なく眼視確認できました。証拠写真としてスマホでコリメート撮影。

スマホで撮影したアルキオーネ(2.87等級)です。
200倍の同一視野内には6.29等級の24番星(24 Tau)も見えるはずと考え、丹念に探してみると16時17分に淡い24番星が確認できました。筒内気流が大きい影響で24番星は写りませんでした。
やはり、昼間の星を見たり撮影するには反射式望遠鏡よりも屈折望遠鏡の方が有利だと痛感。

SkySafari という天文アプリで「すばる」=「プレアデス」を表示しておきます。
撮影直後に雲がアルキオーネを覆い隠しました。16時22分に屋上から撤収。外気温は0度ちょうど、この日の日没時刻は16時56分でした。
札幌は2月8日(土)の午後から青空が見え始め、15時過ぎから自宅屋上の望遠鏡をスタンバイさせました。すばるを昼間に見る1回目と2回目は口径15cm屈折望遠鏡を使いましたが、今回の3回目は口径40cm反射望遠鏡を使用しました。

まず、ピント合わせのため望遠鏡を目盛環を使い木星に向けました。左上は月齢10の月です。西側の太陽は厚い雲に隠されています。

スマホで撮影した日の入り1時間前の昼間の木星です。雲が近づいてきたため、木星の衛星を確認することなく望遠鏡を「すばる」の中で一番明るいアルキオーネに向けます。
口径40cm100倍だとスカイグローフィルタを使ってもなかなかアルキオーネを眼視確認できません。見えない原因としては、
❶ 反射望遠鏡の副鏡による遮蔽が青空の明るさによる瞳孔縮小の影響を受けやすいこと
❷ 反射望遠鏡のコントラスト低下の影響を受けやすいこと
❸ 低倍率だと青空が明るすぎてしまい恒星の輝きが埋もれてしまうこと
❹ 筒内気流の影響を受けやすいこと
などが挙げられます。
そこで倍率を200倍に上げたところ、アルキオーネが難なく眼視確認できました。証拠写真としてスマホでコリメート撮影。

スマホで撮影したアルキオーネ(2.87等級)です。
200倍の同一視野内には6.29等級の24番星(24 Tau)も見えるはずと考え、丹念に探してみると16時17分に淡い24番星が確認できました。筒内気流が大きい影響で24番星は写りませんでした。
やはり、昼間の星を見たり撮影するには反射式望遠鏡よりも屈折望遠鏡の方が有利だと痛感。

SkySafari という天文アプリで「すばる」=「プレアデス」を表示しておきます。
撮影直後に雲がアルキオーネを覆い隠しました。16時22分に屋上から撤収。外気温は0度ちょうど、この日の日没時刻は16時56分でした。
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