★星空日記コリメート風goo★

星や旅などの話題を「ひらい」が札幌から発信。2010年開設。2022年7月にteacupからgooへ引越しました。

2回目の世界一周を妄想開始

2024-12-22 06:00:00 | 航空関連の記事
 私は2024年6月から7月にかけ世界一周をし、その様子を 【 ファーストクラス世界一周を終えて 】に書いておきましたが、退職金をほぼ使い果たし、その後に購入した宝くじも当たりませんでした。(笑)

 もう世界一周は無理と諦め、以前から訪問したいと思っていたオーストリアのウィーンへの行き方を考えていた時のこと。
 通常の航空券購入よりもマイルを使った世界一周「特典」航空券を使いウィーンへ行った方が格安でないかということを思いつきました。単に飛行機に乗ることも好きなので、もしかしたらこれはグッドアイデアかも。

 調べてみると、札幌からウィーンまで季節にもよりますがエコノミークラスで13万円台から、高額すぎて購入が無理なビジネスクラスで43万円台からでした。
 世界一周「特典」航空券の場合どうなるか、JAL系のワンワールド特典航空券の必要マイル数を調べてみました。



 上表はJALのWebサイトに掲げられた一覧表です。
 日本 → アメリカ → ヨーロッパ(ウィーン)→ 中東 → 日本 と最短ルート気味に考えた場合、飛行距離は2万マイル以内(青色の丸)に収まりそうで、そのときのビジネスクラスに必要なマイル数は12万マイル(赤色の丸)です。
 なお、有償航空券で最短ルートの札幌・北京・ウィーンの往復距離は約11,900マイルで、羽田経由の欧米系航空会社のルートだと往復約14,600マイルにもなってしまいます。

 現在、私が保有しているJALマイレージポイントは約10万マイル。ビジネスクラス利用には2万マイル足りませんが、1年ぐらいで12万マイルに達するはずです。
 燃油サーチャージや空港諸税が別途必要ですが、有償のエコノミークラスでウィーン往復するよりも安く済みそうです。

 ということで、飛行ルートを考える妄想に突入します。(笑)
 札幌 → 羽田 → ニューヨーク → ロンドン → ウィーン → ドーハ → 羽田 → 札幌
 このルートだと飛行距離が約19,700マイルで2万マイル以内となります。燃油サーチャージと空港諸税は10万円以内と予想できるので、有償のエコノミークラス航空券よりも安く済みます。
 また、有償の世界一周航空券には複雑な制約(最低宿泊日数など)がありますが、特典航空券には制約がほぼ無いことから、宿泊はウィーンだけでいいことになります。余裕があればロンドンの宿泊追加がいいかも。

 12万マイルが貯まるまで妄想を続けます。
 ビジネスクラス特典航空券の予約は取りにくいらしいですが、何か自分で勘違いをしていないか、ルートはこれで大丈夫かなど、たっぷりと妄想を膨らます時間が楽しめそうです。
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冬至の日は本当に昼間の時間が短いのか?

2024-12-21 06:00:00 | 天体の記事
 2024年の冬至の日は12月21日(土)です。この日は昼間の時間(=日の入り時刻 − 日の出時刻)が一番短いとされていますが、日の出時刻が最も遅く、日の入り時刻が最も早いのが冬至の日なのでしょうか。

 札幌市東区の自宅における年末から年始における日の出時刻と日の入り時刻を調べてみました。


 確かに2024年の冬至の日が一番昼間の時間が短いですね。 SkySafari という天文アプリを使い、私の住む札幌市の自宅位置で検証した結果です。なお、1月1日から4日は2025年の値です。

 しかし、日の入り時刻が最も早いのは12月8日と9日、日の出時刻が最も遅いのは翌年1月3日で、冬至の日からは10日以上もずれていることが判明。(2024年の年末から翌年にかけて札幌の場合)

 この要因としては、日の出と日の入りの定義と見かけの太陽位置が少しずつ移動していることが関係しています。
 地球大気の影響で地平線近くの天体は浮き上がり現象(大気差)が発生し、地平線での大気差は平均的に角度の36分前後です。また、日の出も日の入りも太陽の上辺が地平線に接した瞬間と定義されています。
 太陽の平均的視半径は角度の15分ほどなので、計算の便宜上、平均的な大気差36分に太陽の平均的視半径15分を加え、太陽の中心高度が地平線下51分に達した瞬間を日の出あるいは日の入り時刻としています。


 これは12月21日16時02分30秒時点の大気差を考慮しない太陽位置です。緑色の範囲は地平線下で灰色の範囲は地平線上です。太陽の中心高度は地平線下0度51分です。(SkySafari というアプリのスクリーンショット)


 一方、大気差を考慮した場合の同時刻の太陽位置です。太陽中心高度は地平線下0度15分です。

 なお、上記地平線は水平線としているので、地形や建物などの影響で実際の日の出時刻や日の入り時刻は大幅に変わります。
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航空機に乗るときの持ち物

2024-12-20 06:00:00 | 航空関連の記事
 私は旅行が好きで、これまで気ままに旅をしてきました。

 飛行機に乗ることも多く、機内で安全に配慮しながら快適に過ごせるよう機内持ち込みの手荷物を次のようにしています。


 国内線で短距離路線の場合は、ハンドバッグ①と、ここには写っていませんが小型のリュックを機内持ち込みしています。
 短距離路線で宿泊を伴う場合でも、ハンドバッグ①と中型のリュック②だけにし、預け入れ荷物になってしまう大きなスーツケースをなるべく使わないよう荷物の削減に努めています。

 国際線の場合は、さらに首から下げる貴重品ポシェット③と手さげ袋④を追加して機内持ち込みします。
 搭乗の際は、手さげ袋④をリュック②の中に入れ、着座前に手さげ袋をリュックから取出し、ハンドバッグと共に手元に置いています。
 2024年7月の世界一周では預け入れ荷物がないこのパターンでした。預け入れ荷物が無いと様々な制約から解き放たれるのでとても楽です。


 手さげ袋には、スリッパ、アイマスク、歯磨きセット、コップ、ウェットティッシュ、乾燥防止用マスク、耳栓、ノイズキャンセラー、ペットボトル、カメラ、小型双眼鏡などを入れています。
 空気枕や携帯フットレストを使ったことはありませんが中々快適のようですね。なお、ペットボトルには制限区域内で水を入れるか、機内でCAさんに水入れを頼むことがあります。

 この手さげ袋を手元に置いておく方法は、収納棚に入れたリュックをいちいち取り出さなくてもいいという利点もありますが、自分の目が届かない収納棚の荷物に貴重品を入れないことで国際線の機内で増え始めたらしい貴重品盗難への対応も兼ねています。トイレやギャレーに行く際は手提げ袋を持っていきます。

 海外旅行の際には、首から下げる貴重品ポシェット③にパスポート・クレジットカード・現金を入れ、上衣でポシェットを隠し肌身から離さないようにしています。
 万が一、機外への避難時には貴重品ポシェットを身につけているので躊躇なく手ぶらで避難できます。

 なお、 【 人生初めてのロストバゲージを2024年6月に体験 】してからは、下着1日分だけをリュック②に忍ばせています。


 預け入れ荷物となるスーツケースには目立つ赤色のスーツケースベルトを巻いています。スーツケースベルトが緩んでベルトコンベアの機械部分に巻き込まれるのを防ぐため、ベルトの端をマジックテープで縛って緩まないようにしています。
 なお、TSAロックは海外では役に立たない(TSA職員によるスーツケースからの盗抜き取りが時々あるらしい)ため、海外渡航時の航空機預け入れの際にはあえて施錠せず、貴重品を入れないようにしています。
 また、以前の旅行時に貼られたバゲージシールは全て剥がし、誤配送を防いでいます。

 海外空港で保安検査を受ける際、貴重品ポシェットを体から離さなければなりませんが、海外ではTSA職員による抜き取りも稀に発生していると聞いているので、貴重品ポシェットをリュック内の二重のポケットに入れジッパーを二重にかけて抜き取り防止を図っています。

 用心し過ぎかもしれませんが、何かの参考になれば幸いです。

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2024年冬季、初めての屋上除雪

2024-12-19 06:00:00 | 観察器材の記事
 今シーズン初めて自宅屋上の除雪をしました。

 2024年12月14日(土)の午前中は懸案事項だった口径25cmドームキルハム式望遠鏡の加工をし、昼食後に屋上の除雪を開始。


 ここ数日、日中の晴れがなかったためスライディングルーフに積もった雪が自然落下していません。北西からの風雪で吹きだまりができていました。

 札幌管区気象台のデータによると、12月14日時点の札幌の積雪は11cm。私が住む東区はやや積雪が多く15cmほど。


 30分ほどで除雪が終わりました。

 札幌では冬型の気圧配置が続くと曇天か降雪が続きますが、いつでも星が見られるようにしています。


 ところで、札幌管区気象台の発表によると、12月18日までの札幌市の積雪量は18cm、岩見沢市の積雪量は例年の3倍の118cmにもなっているそうです。
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天文年鑑の発行日

2024-12-18 06:00:00 | 観察器材の記事
 天文年鑑というのは誠文堂新光社が前年の11月下旬に発行している天文予報などが掲載されている書籍です。

 2025年版の天文年鑑が札幌で発売開始された2024年12月7日(土)に大型書店で買い求めました。定価+消費税10%を加え1500円です。例年よりも発売日が1週間ほど遅いと感じたことから過去10年分の「発行日」を確認してみました。


 左端は私が最初に購入した1967年版で定価250円、発行日は11月20日です。

 2016年版から2020年版までの発行日は11月26日です。札幌で店頭に並ぶのは本州よりも2日遅れだったと記憶しています。

 2021年版と2022年版の発行日は11月27日、2023年版は11月28日、2024年版は11月30日と徐々に遅くなっていました。
 2025年版の発行日は12月12日ですが、札幌で店頭に並んだのは12月7日で発行日の5日前でした。

 天文年鑑を購入したその日に所用があって札幌市天文台を訪問した際、紫金山アトラス彗星の画像を載せるために発行が遅くなったんじゃないかと星仲間が言っていましたが、真相はどうなのでしょう。

 なお、天文年鑑発行の歴史については2022年6月のブログ記事 【 月面「緑の海」? 】に詳しく書いておきました。
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