★星空日記コリメート風goo★

星や旅などの話題を「ひらい」が札幌から発信。2010年開設。2022年7月にteacupからgooへ引越しました。

早朝の静けさ(2025年1月16日)

2025-01-23 06:00:00 | 天体の記事
 1月16日(木)の朝に起床すると晴れています。帯状疱疹とギックリ腰の痛みを我慢し這いつくばって屋上へ。


 1月16日の札幌の日の出時刻は7時03分。スマホで7時09分に撮影。

 気温はマイナス7度。空の色彩が刻々と変化し早朝の凛とした静かな佇まいが好きです。
 高校を卒業してからしばらくの間、私は新聞の朝刊配達をしていました。朝4時に新聞店に行き180部から200部を受け取り配達を開始。静かな住宅街から徐々に生活音が聞こえ始め、空が茜色に染まる頃に配達が終わります。冬季の配達は辛かったなあ。

 そんな昔のことを思い出しながら西へ目を転じると、お月様が見えています。

 スマホの自動露出だと月が真っ白に写ってしまい、肉眼で見るような感じに写りません。露出1/154秒、絞りF2.0、感度ISO50


 今度はスマホのマニュアル露出で撮影。月齢17のお月様です。肉眼だと月はもう少し暗く、景色は2枚目のような明るさで、改めて肉眼の性能の良さ、つまりラチチュードの広さを感じます。
 7時11分、露出1/1000、絞りF2.0、感度ISO50

 撮影後すぐに撤収し、毎朝のルーティン「ゴミ出し」をしてきました。歩いても腰や右上半身がかなり痛むのでゆっくりとしか歩けません。
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帯状疱疹とギックリ腰のダブルパンチ

2025-01-21 06:00:00 | 家族の記事
 前回のブログ記事 【 口径25cmドールキルハム望遠鏡(ファインダーの改良) 】からの続きで、今回は私の個人情報が満載された記事です。私の備忘録としても書いていますので、ご容赦ください。

 2025年1月1日(水)に発症した帯状疱疹で体の右側がまだ痛いなか、口径25cmドールキルハム望遠鏡の接眼部とファインダーの改良を終えた直後の1月13日(月)にギックリ腰が再発。
 昨年の2024年3月に続き3回目のギックリ腰です。泣きっ面に蜂、ダブルパンチとはこのことかー。

 帯状疱疹の痛みに加えギックリ腰の痛みで安眠できません。ギックリ腰を発症した翌日の1月14日(火)が帯状疱疹の再受診予約日です。ついでに整形外科も受診します。

 1月14日(火)の9時に自宅からゆっくり歩き札幌禎心会病院に到着したのは9時半。3階の皮膚科は空いていて9時40分に受診開始。受診予約した時刻より早く受診できて助かりました。
 発疹が増えておらず瘡蓋(かさぶた)状に移行していることから抗ウイルス薬の投薬は必要ないとのこと。
「帯状疱疹とギックリ腰らしい痛みが酷いので安眠できないんです」とA医師に伝えたところ、整形外科のほうで痛み止めを出してもらうことになりました。

 すぐに2階の整形外科受付けに行き「予約外の診察なので、結構待ちますよね」と受付けのお姉様に言うと、「ちょっと待ってくださいね」とパソコン画面を確認。
「ちょうど今は空いているので、診察室前で待っていてください」とのこと。ありがたい。

 診察室前で待っていると、何と1番目に呼ばれました。昨年3月に診てもらったE医師に「またギックリ腰になったようです」と伝え鎮痛剤などを処方してもらいました。



 この2薬はギックリ腰のための薬です。


 この薬は帯状疱疹のための鎮痛薬です。

 今回の受診は基幹病院で予約外の診療もあったことから診察が終わるのは昼過ぎを覚悟していましたが、調剤薬局で薬をもらい帰宅したのは10時半。拍子抜けする速さでした。

 しばらく休養しなさいという神様のありがたいお言葉と捉えておきます。(笑)
 幸いにも口径25cmドールキルハム望遠鏡の改良が1月13日で一段落したので、痛みに耐えながらネコさん動画を見たりして静養することにします。

 皮膚科と整形外科を受診した2日後の1月16日(木)には痛みのピークが6/10に達し、翌日からは少しずつ痛みが和らいできました。発疹の赤みも少しずつ薄くなってきています。このブログ記事を投稿した1月21日(火)の朝では痛みが4〜5/10ほどになりました。

 今回の痛みは少しずつ低減しているとはいえ、ギックリ腰によるドーンとした重い感じの腰痛と帯状疱疹による右上半身のビリビリした痛みが合算され、今後も長期間のお付き合いが続く予感がします。星を見に行く遠征はもう少しお預けです。


【1月21日10時20分:記事追加】
 調剤情報をブログに詳しく書いたことから、開成高校同級生のI医師から服薬について貴重なアドバイスを頂戴しました。ありがとうございます。
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口径25cmドールキルハム望遠鏡(ファインダーの改良)

2025-01-19 06:00:00 | 25cmドールキルハム望遠鏡
 前回のブログ記事 【 口径25cmドールキルハム望遠鏡(ピント位置) 】からの続きです。

 AZEQ6架台アライメントの都合で自作の対空ファインダーが使えない場合を考慮し、別の正立ファインダーへ交換できるよう追加部品を作ってみました。


 左が新たに作ったファインダー取り付け部品です。5mm厚アルミ板にファインダー用アリミゾを固定しています。このアリミゾは2.5インチ接眼筒から外した部品を流用しました。
 右はタカハシ製8倍40mm正立ファインダーです。現在は市販されていません。ファインダー脚はケンコー製ですが、私が使いやすいよう6点支持に改造済みです。


 追加した接眼部とファインダーです。取り敢えず主鏡セルの付近にファインダーを取り付けてみました。ファインダーはM8ボルト1本で鏡筒のどこにでも取り付け位置を変えられます。

 ここまで改良作業を終えた直後、思いがけないことに見舞われました。詳細は 【 次回のブログ記事 】で。
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口径25cmドールキルハム望遠鏡(ピント位置)

2025-01-17 06:00:00 | 25cmドールキルハム望遠鏡
 前回のブログ記事 【 口径25cmドールキルハム望遠鏡(接眼部の改良) 】からの続きです。

 接眼部を鏡筒に設置する際はピントが合うかどうかをきちんと検討しなければなりません。自作の口径25cmドールキルハム望遠鏡は副鏡(凸面鏡)の位置を可変にしているので、焦点位置(ピント位置)を大幅に変えられます。


 直径74mm有効径72mmの副鏡(下)と副鏡セルの部品です。右端の部品はM42ヘリコイドリングです。このリングを回転させると14mmの伸縮、つまり副鏡の位置を±7mm変化させることが可能です。



 副鏡位置m1とは主鏡の焦点位置から副鏡までの距離です。黄色のラインで示したΔS「副鏡シフト量=0」と副鏡位置を±7mm移動させた場合のピント位置ΔPはマイナス58.9mmからプラス67.7mmまで、実に126.6mmもピント位置がずれます。
 副鏡の設計位置m1=200mmからシフト量が増減するほど球面収差が増えますが、大事なのはピントが合うことなので止むを得ません。

 以上の計算は、星野次郎さんの著作「反射望遠鏡の作り方」昭和49年初版、296ページから298ページを参考にしました。


 今回追加した接眼部を鏡筒に固定してみました。なお、ドローチューブの可動範囲は35mmしかありません。

 追加した接眼部はスリーブ端から鏡筒外径まで最短で122mm、ドローチューブを最長に伸ばして157mmです。
 鏡筒外径から筒外焦点位置までの設計値を168mmとしているので、副鏡を設計位置からヘリコイドリングを回し1mmから2mmほど縮める(主鏡から離す)と殆どの接眼鏡でピントが合うはずです。
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口径25cmドールキルハム望遠鏡(接眼部の改良)

2025-01-15 06:00:00 | 25cmドールキルハム望遠鏡
 前回のブログ記事 【 口径25cmドールキルハム望遠鏡(アライメントのテスト2回目) 】からの続きです。

 AZEQ6架台アライメントの都合で天頂ミラー付き接眼部が使えなくなる場合を考慮し、天頂ミラー無しの接眼部に交換できるよう改良というか別の接眼部を追加で作ってみました。


 口径40cm反射に使う予定で10年ほど前に購入していたドローチューブ径が2.5インチタイプの接眼部です。40cm反射の方は3インチタイプの接眼部を使ったので2.5インチタイプは余っていました。

 この2.5インチタイプの取り付けベース部に付いていた5mm厚プレートを利用し、口径25cmドールキルハム望遠鏡の鏡筒取り付けベースに固定します。


 5mm厚プレートにグラフ用紙を貼り、所定の位置4か所にセンタポンチを打ち、5.2mm径の孔を開けます。


 旭精光製の鏡筒取り付けベースにも所定の位置にセンタポンチを打ち、4.1mmの孔を開けます。


 M5タップでネジ切りします。


 鏡筒取り付けベースに5mm厚プレートをM5ネジ4本で固定。


 左が完成した追加タイプの接眼部。右は天頂ミラー付きの接眼部。

 今回自作した口径25cmドールキルハム望遠鏡は、主鏡+副鏡+斜鏡の3回反射なので、追加タイプの接眼部だと裏像になってしまいます。

 次回のブログ記事 【 口径25cmドールキルハム望遠鏡(ピント位置) 】に続きます。
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