あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

輝く銀杏

2008-12-16 18:56:13 | 日記
銀杏は春の桜に匹敵する美しさですね。

楓との組み合わせは見事ですね。

この春と秋の花の競演は

絢爛豪華ですね。

でも、桜のときもそうですが

銀杏もあっという間に散ってしまうのですね。

一週間で紅葉し、あっという間に散ってしまう。

何か日本人でよかったと言いたいような雰囲気ですね。

私はかつては花など興味在りませんでした。

上品なご婦人の好みだと思っていました。

でも室内に飾る華やかな色彩の花ではなく

大地に根を張った桜や楓は自然にさらされた光沢や

堂々とした幹があるから美しいのですね。

幹がない桜や楓は不気味です。

年輪を重ね、風雨にさらされた骨太の幹は枝を支え

花の色合いを引き立たせます。

千利休が秀吉に、もぎ取ってきた桜の枝を活けよと命じられたとき

利休は水盤に桜を散らし枝を水盤にかけたというエピソードがありますが

そのものの存在としての美しさもありますが

再構成された美しさもあるのですね。

ミーメーシスという考え方があります。

芸術とは美の再生産というか

一度解体し、再構成して見せるのが芸術だという考え方です。

まさに利休のそれですね。

そんなことを感じながら

今年も過ぎました。

来年はどんな感想をもつのでしょうか。



段々、記憶が不確かになる。

2008-12-16 06:26:28 | 日記
そろそろ潮時か

そんなことを思う事が多くなりました。

先ほどのことを覚えていられない。

文字を思い出せない

人の顔を思い出しても苗字が出てこない。

入力ミスが多い。

疲れがなかなか抜けない。

歩くとき力強さがない。

飲み会が億劫になり

段々、しゃべるのが面倒になる。

これって、誰もが通過する

老化現象ですが、

案外、おおらかに受け入れてきたつもりですが

周囲に迷惑をかけるというか

周囲のお世話がないと立ち行かないこともでてきそうです。

そろそろ、生活を小さくし

できる範囲でやっていけるようにしなければいけませんね。

少しずつ撤退しましょう。

そのためには、自分だけで楽しめる

あるいは小さな仲間で楽しめるものを見つけ

楽しめるような訓練をしなければいけませんね。

まあ、その時期は向こうからやってくるでしょう。