あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

何の感動もない日がある

2008-12-24 21:30:20 | 日記
今日は、そんな感じ

朝の散歩のついでにコーヒー専門店でコーヒーを飲み

写真を撮りに出ようとしたのですが

気持ちが出かけようとしない。

この場所はどうだとうかという気持ちにならない。

昨日はやっと「みなとみらい」に出かけたけれど

朝出るときには、それほどでもなかった。

現地についてやっと、その気になった。

でも、今日はその気にならない。

コーヒーを飲みながら

新聞の隅から隅まで読んだ。

「ああ、大草原の小さな家」がシリーズごとに販売されていることを知った。

また、東京周辺の大学の生徒募集の広告をみた。

半分以上がどこにある大学なのか知らない。

それも新鮮だった。

でも、知ってどうなるわけではない。

新聞にも飽きて、ちょっとだけ読書した。

法律の表情がないところが面白いなどと思ったけれど

所詮、営業の知識「そんなこと関係ない」と投げ出したりした。

そして、駅近くのゲームセンターに寄ってたら

知り合いが来ていた。

「久しぶり」と声を掛けたけれど

つい最近、会った様な気もする。

メタルを融通しあって、細々と楽しんでいる。

けっこう、年寄りの暇つぶしとして無邪気になれるし

競輪、競馬のように金がかからない。

そして一時間程度なら、遊べる。

どうでもいいけど、メタルで遊ぶのですが

溜まったメタルは預けていくことができるので

そこそこに遊ぶと、0円で遊べることもけっこうある。

そのゲームセンターには窓際にカウンターがあり、外の景色が眺められる。

自販機でアイスクリームを買って、楽しめるのも楽しい。

そんな姿を白い目で見る人は、ここにはいない。

10人くらいの常連がいて、それなりに楽しんでいる。

例会ではないのですが、しばらく出かけないと

どうしたの?と気をかけてくれる。

みんな70を越したじいさん、ばあさん

「病院の待合室よりいい」というのが合言葉

まあ、年齢的にはルーキーだし

夢中になれるほどでもないので、本屋とビデオレンタルに寄る。

自分の住んでいるところは、今話題にした店が5分以内で出かけられるのです。

そして、昼ごろまで徘徊して本を1冊(といっても漫画)

ビデオを数本借りた。

家に戻り、高校バスケットの試合を見ながらイラストを描き。

そうしたら

「御飯ですよ」の声で夕食

すき焼きとうどん

どうしてか我が家ではそのゆうな組み合わせ

もう夕食をとると風呂に入って寝るだけ

今日は風呂から出て、もう寝てしまおうかなともったところで

ブログの更新をしていないことに気づいた。

感動もなければ、発見もない。

それでいいのだ。

と言いたくもない。

そんな日だった。

しばらくは、こんな生活なのだろうか。

今日は、とりあえず、写真を更新したし

イラストを一枚書いたし

漫画を一冊読んだし

民法を一条だけ読んだし

黒澤映画を見た。(「どですかでん」以降の作品は興味がないのですが)

そんな自分に対する言い訳をしているようではどうしようもないけれど

それなりに眠れそうな気分です。

何もないことはいいことです。



クリスマスイブには聖書物語

2008-12-24 07:24:01 | 日記
最近よく見るのが

「ナザレのイエス」(ゼフィレッリ監督)

聖書物語にはいろいろな描き方があるし

観客も聖書に詳しいですから手抜きはできない。

「偉大な生涯の物語」のような、「見たい」聖書物語もあれば

「パッション」「奇跡の丘」のように

史実に忠実に描くというスタイルもあるし

人間イエスを描くなど、様々

その中で大長編で(約4時間)でイエスの時代の雰囲気だとか

政治情勢を丁寧に描いているのが「ナザレのイエス」

自分は信者ではないけれど聖書物語には興味がある。

聖書に登場するエピソードを監督はどのように描きたいのか

キリスト教徒はどのような聖書を見たいのか

そんなことに興味津々

自分の最大の興味は、イエスが復活したとき、最初に現れたのは

聖母マリアではなく、ペトロではなく

なぜ、マグダラナのマリアであったのか

それをニケーアの宗教会議でなぜ修正しなかったのか

そんな流布している解釈の背景にあるものが興味があると同時に

批判的に聖書を見ている人はその辺りをどのように見ているのか

そんなことに興味があるのです。

そのことでいえば、「ダ・ビンチ・コード」は大変面白かったし

馬鹿なアプローチかもしれませんが、なるほどと思いましたね。

そんなことで昨日「ナザレのイエス」を見ましたので

今日は、聖フランチェスコの物語を見ますね。

自分としては「ナザレのイエス」と同じ監督の

童話物語風の「ブラザーサン・シスタームーン」がお気に入りです。

生臭い「フランチェスコ」の難解さよりも気持ちがいい。

クリスマスは「ほのぼの」でいいのです。

どうも聖フランチェスコの言葉などを読んでみますと

激情の人であり、深い宗教心に溢れており

優しい洞察力のある人に思えますが

どうも、厳しすぎて近寄りがたい人にも思えます。

そうではなかったのでしょうか?

そんなことを思いながら、見ることにしましょう。

今日は写真を撮りに出かけたら

すぐに戻りましょう。

うん、それがいい。