あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

なにもかも節電電車で走り去る  あきオジ

2011-07-03 20:12:29 | 日記
お茶の水駅の風景です。
子どものように楽しんでいます。
今日は中央線、東西線、丸ノ内線が同時にクロスする写真を撮りました。
どこかのブログでアップします。

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あんな夢を見たけさのほがらか  山頭火

いやな夢見た朝の爪きる  山頭火

(これも俳句?これでもいいの?そんな俳句が幅をもった存在になり、懐の大きさを見せた。反面、と隠す美学を傷つけたのかもしれません。まあ、いいか。瀕死状態にあり、お稽古事としていく続けるしかない状態にあるのですからね。)

夏草も自分も絵にする聖橋  あきオジ

2011-07-03 20:02:33 | 日記
お茶の水聖橋の夏です。
年に四度の御挨拶です。
でも、あまり変化を絵にできませんね。
でも、そのうち

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積乱雲黒き聖堂横殴り  あきオジ

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今日一日の終りの鐘をききつつあるく  放哉

夜明けが早い浜で顔を合す   放哉

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俳句に解説等おかしい。
でも嬉々として解説する人がいます。
知ったかぶりの世界の人ですね。
でも、そんな人との関係でなりたっているのが現代俳句の世界なのですね。

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NHK俳壇、NHK歌壇
どちらも盛況のようですね。
それにしても奇妙な世界ですね。
お互いに納得し合い褒め合い
よかったよかったの世界。
だからいいのですね。

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ユリ開く斜面に光りまっしぐら  あきオジ

2011-07-03 06:02:44 | 日記
昭和記念公園のユリが咲き始めました。
ユリの白さも多様ですね。
城にも表情がある。そんな感じでしょうか。

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庭に立つ母に明るき蝶の空  素十

種蒔の一人一人の五六人  素十

(こんな句もあるのですね。いろいろな人の視点を見るのも面白いですね。でも、いまのところ教養人の近代的な視点しか見えませんね。そのうち、ぼちぼちです。)

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福島繁樹が「こころの時代」に登場したのを見ました。過剰な表現が面白いのですが、なぜか過剰だけ、そんな印象しか残りません。そのうち馴染んでくるかもしれません。

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清冽な香りをのせて蓮開く     あきオジ

2011-07-03 05:47:53 | 日記
昭和記念公園です。
蓮の人肌を連想させる雰囲気はいいですね。
月終りになったら不忍池に出かけましょうかね。

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木槿一日うなづいて居て暮れた  放哉

日傘さす人に栄えある渡船かな  放哉

(出家前の周囲を意識した句ですね。それでもいいと思うのですが、そうでもなかったのですね。)

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母恋し蓮一輪にひとりきり  あきオジ

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花菖蒲こわごわわたる鬼ごっこ  あきオジ

2011-07-03 05:31:28 | 日記
昭和記念公園の花菖蒲です。
このブログをどんな人が詠んでくださっているか
見当がつきません。
それが面白いですね。
きっと、それなりの楽しみ方があるのかもしれません。

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端居して妻子を避る暑哉  蕪村

(新しい時代を生み出すのは形式ですが、芭蕉以降において、新しい表現を創り出したのは蕪村ではないでしょうか。そんな気がします。どうでもいいことですが、ヴェートウベンの後、交響曲のスタイルを生み出すのにブラームスは20年もかけているのですね。それに成功したからブラームスは偉大な作曲家なのですね。そんなことを考えると蕪村はすごい人なのですね。それ以降にいるのでしょうか。昭和の時代になってからの俳人で、この人が面白い。そんな人に出会いたいですね。)

端居してただ居る父の恐ろしさ  高野素十

(クーラーのない時代の微妙さですね。その微妙さが画一になっているのが現代ですね。精神の葛藤以外に舞台が失ってきているのでしょうか。)

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