あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

ガチャガチャが並ぶガードの夏模様  あきオジ

2011-07-25 20:52:12 | 日記
浅草で見つけたがちゃがちゃ

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遅き日のつもりで遠きむかし哉  蕪村

春雨や暮なんとしてけふも有  蕪村

堂守の小草ながめる夏の月  蕪村

(蕪村には「そこそこ」が似合う。芭蕉は「まだまだ」という自戒が気になりますね。日本人は「まだまだ未熟」というような前進が好きなのすね。でも、私は「まあまあ」あるいは「そこそこ」がいいですね。

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少しだけ蕪村にのめり込む気になりました。この「そこそこ」感がいいですね。長い付き合いをしないと肌合いが分かりませんね。俳句は知的理解ではなく、手垢がつくほど馴染むことが大切だということは分かるような気がします。でも、その気になってはいけませんね。まだまだ馴れる修行の時期なのですから。そして、振り返ることなく乱作しましょう。)

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一度、過去のものを見てみようかとも思うのですが
更新するので手いっぱいです。
それでいいのかもしれません。

過去のものなど期待する程のものではないですね。

向日葵がいっき空見る秩父山  あきオジ

2011-07-25 20:27:17 | 日記
墨田川を渡る東武鉄道です。
電車の好きな人にはたまらない撮影スポットでしょうね。
私も「鉄男」くんを目指したのですが
いつのまにか気合負けしてしまいました。

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それにしても日本人のおたく文化はすごいですね。
「熱中クラブ」を見ていると感動しますね。
それにみなさんいい表情をしていますね。

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けさもよい日の星一つ  山頭火

つかれた脚へとんぼがとまつた  山頭火

法衣こんなにやぶれて草の実  山頭火

(出家してまだとときが経っていない時期の句ですね。元気があり、精神的にもそれなりのバランスがとれているのでしょうか。それだけに、裏側が見えず、屈折の影が少ないですね。私が思うに、面白くないです。)

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蓮の葉が陽がさになりて花妖し  あきオジ

2011-07-25 20:15:46 | 日記
上野不忍池の蓮です。
蓮の時期は蓮を楽しむのがいいですね。

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よしや寝む須磨の浦はの波枕  良寛

黄金もていざ杖買わんきみつ阪  良寛

(遊び心があるので俳句にも余裕がありますね。芭蕉のように推敲に推敲を重ねて完成度の高い句とも違い、一茶のよう斜に構えたポーズが気になるのとも違ったものが良寛なのですね。なるほど)

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サッカーに興味があるわけではないのですが見る番組が無いので南米大会の決勝を見ていました。
体力も違いますし、技術も日本のそれとも違いますね。

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水泳をしたら今日は眠たいです。




猛暑なり凛と膨らむ大提灯  あきオジ

2011-07-25 05:44:05 | 日記
浅草に出かけたらスタイツリー
そして、仲見世ですね。
とにかく歩くと
それしかありませんね。

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いざさらば暑さを忘れ盆踊  良寛

手ぬぐひで年をかくすやぼむをどれり  良寛

(この田舎の風景はいいですね。今の時代のように大仕掛けではなく、村の鎮守の神社で
氏子だけが集まる。そんな風景でしょうかね。

風の匂いがして、土の匂いがしていいですね。

風は清し月はさやけしいざともにをどり明かさむ老の名残りに  良寛

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ひとりきりなりきる雲にあてもなく  さきオジ

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スカイツリー平成時代を育ちゆく  あきオジ 

2011-07-25 05:28:55 | 日記
浅草から見たスカイツリーです。

テレビでスカイツリーの建設の記録を放映していました。
技術者、職人の自信にあふれた表情が印象的でした。
それにしても、高いこと
そして大きいこと
頂上部分は、何十人も入れるスペースがありますね。
高所恐怖症の私は、その高さと頼りなさで見ているだけで
気分が悪くなってしまいました。
しっかりした柵もありますが
その柵を誰がどのように作ったのか
想像しただけでめまいがします。

日本の職人の技術力は驚くべきものがありますね。
感動しました。
再放送すると思いますので
録画します。
これこそ平成の記憶ですね。

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しんそばや根来の碗に盛来(きたる) 蕪村

鬼すだく戸隠のふもとそばの花  蕪村

(「すだく」は集まるの意。)

柿の葉の遠くちり来ぬそば畠  蕪村

(蕪村の蕎麦の句。待ち遠しくて、時期前ですが取りあげました。どこかのポスターに利用されるような色彩あふれるいい句ですね。蕪村の句はここに色がほしいと思われる場所に、それにふさわしい色が納まっているのですね。そこが好きです。)

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最近、蕪村を読むたびに蕪村が好きになり、山頭火を読むたびに、一人もいいものだと思うようになりました。
年寄りの微妙は変化ですね。

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大蓮や弁天堂まで渡りきり  あきオジ

2011-07-25 05:17:36 | 日記
不忍池の蓮は量があり圧倒されます。
上野の名物ですね。

お勧めスポットです。
今月末からが美しいと思います。
上野動物園に入って(65歳以上300円)
池に向かうとよいと思います。
無料で見られる場所でも十分ですが
中に入って遊歩道を歩くのが楽しいです。

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年とれば故郷こひしいつくつくぼふし  山頭火

それでよろしい落葉を掃く  山頭火

(このような一人納得している絵がら、最近は好ましいものに思えてきました。他人に分からせるためのものではなく、自分で得心できればそれでいい。そんな楽しみ方もあると思えば、世界も広がります。)

まったく雲がない笠をぬぎ  山頭火

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録画しておいた、バレエ「人魚姫」を見ました。
素晴らしい演出であり、振付であり
演技でした、
自分の世界をここまで高めるのかと思うと感動しますし
その鍛錬を想像するだけでため息が出てしまいます。
自分の居場所を見出した人の試練であり輝きなのですね。

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