暑苦しノウゼンカヅラの厚化粧 あきオジ

神代植物公園です。
ノウゼンカツラは南洋の植物だと思っていましたが
古代からあったのですね。

・・・・・・

明ぼのやしら魚しろきこと一寸　　蕪村

名月やまづしき町を通りけり　　蕪村

天心心貧しき町を通りけり　　蕪村

・・・・・・

流れゆく雲もあおぎし盆踊り　あきオジ

撫子の夏燃えつきる花開き　　あきオジ

・・・・・・

ワールドカップ録画を二度も見てしまいました。
歴史に残るいい試合でしたね。

この過程はなんとなく予想していました。
勝つときには勝つムードがあり
勝てないときは、勝つ環境があっても勝てないのですね。
アメリカがそうでしたね。
圧勝できるのにシュートが今一つ決まらないのですね。
日本は負けない運に支配されていたのです。

これって、不思議ですね。
ついていないときにはついていないことが重なるのです。

でも、人生差し引きすると誰もが同じなのですね。

・・・・・

ほうずきをかかげる娘の法被かな あきオジ

神代植物公園です。
ほうずき市の気分です。

今日も暑くて昭和記念公園には出かけませんでした。

・・・・・・・

言葉少く別れし夫婦秋の宵　　杉田久女

山茶花や病みつつ思ふ金のこと　　杉田久女

三軒の孫の喧嘩や青林檎　　杉田久女

（これらの句が秀句なのか分かりませんが、生活ぶりがみえてきますね。どうも、俳句は断片を集めて全体を見通す。そんな文芸のような気がします。）

・・・・・・

撫子が「やった」夜明けの騒々し　　あきオジ

優勝のニュース飛び込む夏の朝　　あきオジ

・・・・・・

嫉妬とは日記にもないヤブカンゾウ あきオジ

神代植物公園です。
写真を見るだけでも楽しいと思えるようになるといいですね。

これからは向日葵を楽しみ
彼岸花を楽しみ
そして、コスモスの段取りですね。
それにしても、一年が早く過ぎますね。

・・・・・・・

夕月のけばけばしきを秋の風　　一茶

松蔭にをどらぬ人の白き哉　　　一茶

（一茶は馴染みたくない、そして、避けたいという信州の人の気分を逆手にとって句にしているような気がします。）

・・・・・・・・

猛暑でしばらく出かけていませんでしたが昭和記念公園も楽しそうですね。
仕事もしなくなったら、昭和記念公園を散歩、神代植物公園の散歩、そして映画をみるなどを一週間の日課にしようかと思います。
それで間に合わせようかな
そんなことなのです。

・・・・・

蓮花に頬よすことを躊躇わず あきオジ

神代植物公園の花蓮です。
淡いピンクもいいですが
このような強烈な色もいいですね。

・・・・・・

朝がほや一輪深き淵の色　　蕪村

朝がほや手拭のはしの藍をかこつ　　蕪村

「だんだん蕪村の句にはまりそうです。団扇の描かれた時代の気分のような狭い世界からひろがっていく、そんな発見の楽しみがいいですね。）

・・・・・・

草間弥生の番組となでしこジャパンの中継を見ていたら
更新の時間が足りなくなってしまいました。
まあ、いいか。
急ぐわけではないし

・・・・・・・・

凝視する穴の漆黒月あかり　　あきオジ

・・・・・・

時代ひらくなでしこジャパンそれでいい あきオジ

神代植物公園の向日葵です。
紫陽花から向日葵の季節に移りましたね。

・・・・・・・・

ここ迄来てしまつて急な手紙書いてゐる　　放哉

夜明けが早い浜で顔を合す　　放哉

・・・・・・

３時間番組
草間弥生の世界を描いたドキュメント番組を見ました。
天才とはこんなことかと思いましたね。
棟方志功以来の驚きでした。

ちょっと興味をもちましたね。

・・・・・・