愚痴話またしていたのか秋の駅 あきオジ

秋の昭和記念公園はいいですね。
今はシュウメイギク程度ですが

来週になれば一面のコスモスでしょうね。
楽しみにしています。

・・・・・・

やつと世帯が持てて新しいバケツ　　山頭火

赤字つづきのどうやらこうやら蕗のとう　　山頭火

曼珠沙華のみ眼に燃えて野分夕空し　　山頭火

・・・・・

西行きの道しるべなるか曼珠沙華　　あきオジ

いづこから入りこみたる秋の川　　あきオジ

青き空コスモス畑のかくれんぼ　　あきオジ

・・・・・・

普通でいいそのままでいい秋の家 あきオジ

普通の生活で十分です。
むしろ贅沢かもしれません。

自分が普通と思うのは
住む家があり
とりあえず、食べることができる。
そして、そこそこ健康である。

そんなことなのですが
このような普通の生活ができるということは幸運以外の何ものでもありませんね。
そう思います。

人の努力とかいうのはたかが知れています。
そんな気がしますね。

・・・・・・

木槿一日うなづいて居て暮れた　　放哉

お遍路木槿の花をほめる杖つく　　放哉

道を教へてくれる煙管から煙が出てゐる　　放哉

・・・・・

食べるのも寝るのも普通秋半ば　　あきオジ

せつなさが言葉を掃き出す秋の雲　　あきオジ

大空をススキが掃いているような　　あきオジ

・・・・・

それもあるシュウメイギクの色に似て あきオジ

昭和記念公園です。
シュウメイギクが咲き始めました。
勲章のような色合いですね。

・・・・・

涼風や何喰はせても二人前　　一茶

小便も玉と成りけり芋畠　　一茶

猫の飯相伴するや雀の子　　一茶

・・・・・

卑屈なる笑いも用無し秋の空　　あきオジ

シュウメイギク気がまえる人送りだし　　あきオジ

おめでとうなぜか花やぐ秋の駅　　あきオジ

・・・・・