あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

爆笑の渦から外れて茶づけ食い   あきオジ

2012-10-08 06:08:58 | 日記
動けるうちは動きましょう。
歩けるうちは歩きましょう。

そんな感じで暮らしています。

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最近はおてんとうさまにさえ話しかけてしまいます。
そんな年寄りになりました。
俳句などに言葉を封じ込め吐き出す。
そして、淋しさに耐える。
それも年寄りの生きるスタイルですね。

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冬帽かぶつてだまりくつて居る  放哉

わが歳をかぞへて見る歳になつて居た  放哉

こんなよい月を一人で見て寝る  放哉

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不幸とはいななる物差し柿を食う  あきオジ

さよならを言わず立ち去る秋の里  あきオジ

無精ひげそれに気付かぬ無精者  あきオジ

いらぬもの文字に託して捨てる秋  あきオジ

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間引菜をあきないし人も握り飯  あきオジ

2012-10-08 05:53:23 | 日記
みなとみらいです。
この景色も30年も経つと老朽化建造物になるのでしょうかね。
そして、これから生まれてくる子達の見る景色は
違ったものになるのでしょうかね。
変わらないものはありませんね。

私が若いころ、「赤レンガ」の倉庫は廃墟でした。
日活映画のロケ地だった記憶がります。
拳銃乱発の時代でした。
今は別の姿を見せていますね。

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怯え猫ちょっかいだしては逃げ回り  あきオジ

櫨の葉がいろづきはじめたる蔵のまち  あきオジ

それとなく道づれとなる年になり  あきオジ

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木かげは風がある旅人どうし  山頭火

死をまへに涼しい風  山頭火

秋風の、水音の、石をみがく  山頭火

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できぐあい尋ねるとなりの無精ひげ   あきオジ

2012-10-08 05:38:49 | 日記
今日は寝坊しました。
睡眠時間が十分
ひょとして、快調な気分で過ごせるかもしれません。

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みなとみらいの街で見つけました。
このような意匠が横浜には溢れていますね。

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したたかにそだてた稲はたわわなり  あきオジ

言葉なくそのままおわる栗ごはん  あきオジ

法然も一遍も御相伴いい秋だ   あきオジ

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女郎花あつけろかんと立(たて)りけり  一茶

傘さして箱根越也春の雨  一茶

(東海道五十三次の版画を思いだしますね。時代を生活を切り取る文化と言うかセンスは江戸時代のものですね。)

孤(みなしご)の吾は光りぬ蛍かな  一茶

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