一茶ならとったり決める秋巡業 あきオジ

気兼ねなき土曜日うれしちゃんちゃんこ あきオジ

すき焼きの箸はためらい会話なく あきオジ

いかにもの細工きになるそんな駅 あきオジ

大正の意匠がなじむ駅になり あきオジ

大正の人の気慨を感じる意匠ですね。

始発駅芒ケ原を知りもせず あきオジ

東京駅は大にぎわい。
大部分は「ついでの見物」
されど、私は見物のための見物

ようやくに夕暮れ坂をのぼりきり あきオジ

そこそことなぜか言えず霧の里 あきオジ

写真俳句というか
日記代わりというか
その程度がちょうどいいことが分かりました。

雲みれば暑さの日々がなつかしく あきオジ

歳時記を開くと教養人が好むようなものばかり
私は教養人ではないから自分で創り出すほうが楽。

無駄なもの捨てろといいしそれが無駄 あきオジ

この子らに年金のつけが回るのだろうか。
まあ、後は野となれ、山となれ。