たむたむの独り言

写真を中心にした情報です。

応用生態工学会北陸ワークショップin新潟

2007-10-21 14:55:10 | Weblog

2007年10月20日、160人以上の参加によるワークショップで、基調講演と5つの報告が行われた。 特に取り組みの報告では、水田や水路等に生き物の生息空間を整備しようとする場合、地元の農家や土地所有者に、いかに目的を理解して協力してもらうかが大切であること。 そのためには誠意をもって説明して同意を得なければならない。しかし、これにはかなりの時間を割かなければならないことを覚悟しなければならない。というのが共通の意見であった。
 特に今後、生き物の生息可能な空間をネットワーク化していこうとする場合には、気の遠くなるほどの行政間の調整や地元住民との協議が必要になる。そして地元住民と協力・協働して進めなければ、継続的な維持管理も不可能である。
 今後、点的な取り組みが、線になり面に広がって行くにはまだまだ課題は山積していると言わざるを得ない。

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潟舟体験

2007-10-21 14:14:18 | Weblog

2007年10月19日、応用生態工学会の新潟大会が、「信濃川と越後平野の水系ネットワーク」~郷土の生き物を育む技術~というテーマで開催された。
 19日(金)は現地見学会があり、地元事務局として信濃川の下流でナゴヤサナエというトンボの羽化への配慮をしている場所や、耕作していない水田に水を張って擬似湿地をつくり生き物の生息空間を作っている事例、湧水のある農業用排水路に生息しているトゲソ(イバラトミオ)という淡水魚の保護の取り組み地、新潟を代表する砂丘湖でラムサ―ル湿地に登録されている佐潟などを案内した。
 佐潟では、参加者に昔は普通に使われていた潟舟という木の平底の舟に乗ってもらい、水上からの景観を楽しんでもらった。参加者は60人を超え、大型バス1台では乗り切れなくなって、急遽マイクロバスをチャーターする羽目になった。盛況だったのはありがたいが予算的に大丈夫だったのだろうか??

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