2011年6月18日(土)、昨夜はヨセミテ渓谷のあるシェラネバダ山脈の反対側に位置するスキー・リゾート地のマンモスレイクに泊まった。 このあたりはクマが多く、食べ物を外に置いたり捨てたりすると必ずクマがやってくるから気をつけるようにと言われた。 夜は久しぶりにまともなレストランに行くことにしたが、シーズンオフのためか開いている店は少ない。 多くの店が入る施設も空き店舗が目立つ。 ようやく探し当てたのが日本食レストラン。キリンビールに寿司と焼鳥などを注文。 経営者は日本人らしいが、味は予想通りアメリカン・テイストの日本食である。しかし、生寿司は結構うまかった。
今日は、ヨセミテ国立公園を横断する唯一の車道タイオガ・ロードを通ってサンフランシスコまで戻る。 シェラネバダの2,000m以上にはまだ雪が多い。 幸運にも今日からタイオガ・ロードが開通して通れるようになった。 もし冬期閉鎖のままだったら、シェラネバダの北端まで迂回しなければならないところだった。 朝は6時に出発し、山麓のリー・バイニングの町でガソリンを入れ、開いていたレストランでトーストとベーコンエッグとコーヒーで朝食をとる。 全部で500円くらいだった。 安いのは円高のせいだけではなさそうである。 地元の人達が利用しているスーパーやレストランばかりを使っていると物価は日本より格段に安い。
〈マンモス・レイクの景色は、ずっと緯度が高いカナダの景色に似ている。〉
〈タイオガ・ロードの両側は巨大な岩盤が露出し、その中に樹木が生える不思議な光景が多い。〉
〈一昨日見たハーフドームを反対側から望む。〉
〈途中の休憩所にあったレッドウッドの切り株の実物大【レプリカ〉
〈4日間で約1,600kmを走破し、無事サンフランシスコに戻ってきた。〉
【はずれだったチャイナタウンの中国料理店】
夕方、予定より早くサンフランシスコ国際空港近くのホテルにチェックインできたので、当初は予定していなかったサンフランシスコの街に出て食事をすることになった。 A君が2,3日前から中華料理が食べたいと言っていたので、サンフランシスコの思い出に、チャイナタウンで夕食をとることにする。
空港からバートという幹線鉄道に乗ってダウンタウンの近くまで行き、チャイナタウンで店を物色。 若い元気なお姉ちゃんの呼び込みにつられて入ったが、酒も料理も美味くない。 考えてみれば、はやる店は呼び込みの必要なんかないはずだ。 それでも客はそこそこ入っている。 多分ほとんどが一元の観光客なのだろう。 わざわざ中国料理を食べにここまで来たのに残念だった。 これでサンフランシスコの印象はワンランク・ダウンした。
〈たまたま入った店が悪かったのだろう。サンフランシスコの印象を悪くしたチャイナタウン〉
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