1969/04/09に生まれて

1969年4月9日に生まれた人間の記録簿。例えば・・・・

三角形はつまんない?

2008-10-14 17:50:30 | 雑談の記録
ボクはカーナビゲーションシステムってやつがキライだ。

メチャクチャ便利なシステムだってことはよ~く解っている。
特に、都市交通における利便性は極めて高いと理解している。
欲しいと思っている。
だけどキライだ。なんでかっていうと、それに頼ってたら馬鹿チンになりそうだからだ。


実は子供の頃、ボクは絵を描くことが好きだった。絵を見るのも好きだった。
子供の頃、好きだった画家はエッシャー。彼の絵(版画)を真似て現実にはありえない絵を一人で描いていたりしたことを憶えている。例えばペンローズの三角形で作ったクサリの絵とか・・・。
そういうワケかどうか知らないけど、高校では空手をやるかたわら美術部にも在籍して気が向いた時に油絵を描いたりしていて、一時期は本気で建築の道に進もうかなと考えたこともあった。だけど、こんな風な立体的な思考に、時間をプラスした4次元の世界を考えることがもっと面白いなぁと、考えるようになったかどうかは知らないけど、今は地質関連の仕事をしている。

ボクは優秀な学生ではなかった。大学の教養課程で「優」が取れたのは「宗教学」と「図学」。
宗教学では「夜と霧」って本の感想文が良かったみたい。図学の試験は、正面図や側面図を見て鳥瞰図的な絵を描かせたり、逆に鳥瞰図から正面図や側面図を描かせるようなもので、それはボクにとっては楽勝そのものでクラスでは1番だったようななかったような。

話しはかわるけど、地質の仕事って、頭の中で過去と現在を行ったり来たりしながら、現在や過去の事象を説明したりする作業で、つまり簡単に言えば目の前にある「山」がどんな風にしてできて、これからどうなるってことを説明することってことなんだけど、解ってもらえるかなぁ。
まぁ、いいや。
それでカーナビがキライなのとどう関係があるのってことなんだけど、あまり関係ないのだけれど、つまり、地図を見てその地形が頭に入れば、目的地がどこか判るってことなんだ。例えば、あの山の向こうだなとか、あの岬の北側だなとか、あと何キロくらいだなとか、もうちょい行くとカーブが多くなって、その先で左に曲がると右手に海が見えるぞとか、なんていうか空を飛んでいるイメージで車を運転しているんだ。それがすごく楽しいのだ。そして、その楽しさを奪うシロモノがカーナビってそういうことなのだ。



なんか、つまんない話しになっちゃった。

ペンローズの三角形
コメント (2)
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